最近の雑誌におもしろい記事を見た。
京言葉に関して。
「来客に対して“もうちょっとゆっくり
しとくりやす。ブブ漬け(お茶漬け)でもどうどす。」と
勧めるられる事がある。これはあくまでも儀礼的な
表現。本当の意味は、“もうそろそろお帰りになっては
如何ですか“なのだ。
ところが、他所(京流はよそ)から京都に来た方は
それを知らないという。いつまでたっても
お茶漬けは、でなかったということがおきる。
謎ときめいて、到底ついてはいけないのでは。普通では。
しかし、最近はこのような事例はあまり聞かない。
ま、昔のたとえ話だろう。
もうひとつ。
“帰りに寄っとくりやす“もお愛想。
本当に帰り道に立ち寄ると、びっくりされる事も。
どうしてこういう起源になったかの、言語学的なことは詳らかでない。
この辺が、日本原点といわれる、京都らしいところかもしれない。
これに関連して、客に早く帰ってほしい時
箒(ほうき)を部屋に立てた習慣も昔あった。
クリーナーの時代の今。清掃されたのかもしれない。
※出典 雑誌「サライ」京都関連記事などから。