Chapter12 砂漠の隠遁者 | GoogleⅩ-JAPAN如月セナ

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操作された嘘の情報を信じるのはバカの勝手。真実を書くのはあたしの自由。

Not Translated.



1%の可能性でも必ず命題は守られるできもの。
予想通りの結論じゃないとしても実験をやめるわけにはいかないですよね?
それは当たり前の言葉だね、友よ。
ところでこんな前提なランケンに提示する理由があるのかい?
簡単に言うと!一旦約束したことは絶対守った方がいいということです~!
大前提が充足された状態においてこの命題は必ず正しいですよね。
うむ・・・?
約束は守らなければならないことには異議はないけど・・・・。
そうでしょう?それじゃ、私の言葉を忘れないでください~。約束は必ず守ると~!
いくら理解できない結果が目の前に現れても自分が言ったことに対して責任をとらないのは真
の科学者ではないからね。


何?ボクがそんな小さい人間に見える?
キミこそ見境なくつっかかって、後悔する癖でも直したら~?
俺が言ったじゃないか。なんで人の言うことを信じないんだ。
おまえたち・・・ひそかに俺のこと信じていないだろ?そうなんだろ?


ふん、思い出しくない!一日が千年のようだった。
おまえがあの場を離れた後、何かあったのわからないだろう?

おい!キャプテンの名前をやたらと呼んでいるのはどいつだ?遠く離れていたら上下関係もなくなるのか?
話によると・・・黒い仮面に黒いマントをまとった人たちに取り囲まれて、どこかに消えてくの
を何週間か前に見たんだそうだ。
だからまだあの黒い預言者とかいう連中と一緒にいる可能性が高い。ケイレスとかぶつぶつ言って
いたみたいだけど・・・船長がいるとこもケイレスだよね。
ティテエル!ほらちび!聞いたか?おまえの父親を見たって。ジュスピアンさんは無事なんだ!

Not Translated.


おまえ逃げれると思ったのか?クッハハハッ!
うへへへへ~~!聞いた?聞いた?この子話し方が変だね?ハハハ・・・。
あっ!逃げますっ!
捕まえて!
捕まえましょう!


ほお・・・・やっと核心に近付いたね。
さあ・・・早く光の階段を探してきなさい・・・・。


・・・・・我々の偉大なエデルの遺産を守るために、悠久の歳月を生きてきた。
エデルから来た彼が皆、テシスの人間たちと同化し、交わり、やがてエデルの全て記憶を忘れた
後でも、我々だけは全てを守ってきた。
我々だけは何も忘れずに保持してきた。
しかし、変わらないものは必ず淘汰されるもの。
立ち止まっては必ず忘れるもの。
忘れないようにあれほどもがいてきたが・・・・。
我々が命を捧げて守ってきたものは、果たして何だったのだろうか?これは何の意味があったのだろうか?
彼らがいなければ、この誕生石は何の・・・・ジィィ・・・・・ジィ。
・・・我々の部族は衰えて、いつかはエデルから来た人々と同じく忘れられるのだ。
・・・・誕生石をあの所有すべき者に返さなけばならないという使命のため、我々は生きてきた。
しかし、宝物というのは、長いこと持っていると必ず欲望が生まれるもの。そこで我々は争いを避けるため、大きい
人形を作って、その中に誕生石を置くことにした。
いつか来るだろう。
同じものを持った者たちが、必ずこれを返してもらいに来るだろう。
その日が来ら・・・・・・・ジィー。ジィィィィィィlー。ジジィジジィー・・・・・。
・・・・光の道・・・・塔に続く階段・・・・結界の狭間・・・・忘れらた・・・・エデルの・・・
彼らが戻って来たら、誕生石を返し、我々は自由になるだろう。
義務から開放されて、このテシスから平穏に忘れらてくだろう。
・・・・遺跡へ戻り、平穏に暮らしていけ。

時間さえ止まった地から、我々の星の記憶の中へ、砂漠を覆う風と共に、ゆっくりと・・・消えていけ・・・。