作品名:ビューティフル・マインド

出演:ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー

監督:ロン・ハワード


ただひたすらに数学の世界を追求する青年ジョン・ナッシュ。彼の頭脳は天才的で、その才能を見越したアメリカ政府機関の諜報員バーチャーから当時対立していたソ連の暗号解読の協力を頼まれる。ジョンは暗号解読に夢中になり、またスパイに命を狙われたりとスリリングな体験をする。彼の寮の同居人は明るい性格の良い友人で、寡黙で人付き合いが苦手なナッシュには大切な存在だった。


ここに書いたことはウソでもあるが本当でもある。私はそう信じている。


彼の患った統合失調症という病と彼の人生は切っても切り離せない。

彼の奥さんは最後まで病と闘うナッシュと共に居てくれた素晴らしい女性だ。

作品の要には若干触れてしまったが、まだ観ていない方の事を考えればこれ以上コメントはできない。ぜひとも鑑賞するに値する作品であると私は思う。




どんな役でもそつなくこなし、かつ心情を豊かに伝えられる俳優ラッセル・クロウには驚く。

本作品では奥さんのアリシアを演じたジェニファー・コネリーがアカデミー助演女優賞を受賞。

両者とも魂のこもった演技をしておられました。


2001年アカデミー賞作品賞を受賞、またロン・ハワードが監督賞を受賞している。



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作品名:グラディエーター

出演:ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス

監督:リドリー・スコット


タイトルのグラディエーターとは、古代ローマ帝国時代にコロシアムで市民の見世物として戦わされた剣闘士のことである。彼らが戦う相手は同じ人間や怪獣であり、残虐極まりない市民の娯楽として今でも世に語り継がれている。この物語の主人公は皇帝コモドゥスにより処刑されかけた挙句妻子を殺害されたマキシマス将軍。ローマの共和制復帰を目論んでいたアウレリウス皇帝が次期皇帝の座をマキシマスに譲ることをプライドの高さゆえ許せなかったコモドゥスの非道な行いがマキシマスの復讐の炎を燃やす。奴隷商人プロキシモにマキシマムは売り渡されるが、マキシマムのあまりの強さとプロキシモの思惑もあり、彼はコロシアムのグラディエーターとして戻り、コモドゥスの前に姿を現す。古代ローマのコロシアムの見事な再現と相まってラッセル・クロウ演じるマキシマムの渋さ、そして彼の人外の強さは、バトルの迫力を申し分のないレベルに仕上げている。皇帝コモドゥスの残虐さは最期の一騎打ちまで光っていたww


ラッセル・クロウは今作品でアカデミー主演男優賞受賞。作品自体も2000年アカデミー賞作品賞を受賞した名作。

ぜひ鑑賞していただきたい。


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ラッセル・クロウ/グラディエーター
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作品名:アメリカン・ビューティー

出演:ケヴィン・スペイシー

監督:サム・メンデス


毎日オナニーを欠かせないロリータ・コンプレックスの主人公レスター(ケビン・スペイシー)。浮気に精を出すその妻。家庭崩壊。実はゲイである元軍人の隣人。そして麻薬密売と少女撮影に夢中なその息子。その息子の神秘的な側面に魅かれてゆく主人公の娘。大勢の大人とセックスしたと自慢する傲慢な少女。その少女が主人公と相思相愛になってゆく‥現代のアメリカ社会を象徴しているのかどうか疑問だが、非常にユーモアにあふれている一方寂しさも感じさせる内容だ。主人公の行動はロリコンであってたりして、異質な人間のように当初は感じたが、実は極々普通の感性と人間性を持った人物であることが分かってくる。人生はそう上手くいくものではなく、欲望、愛、不倫や誤解といった様々な要素により簡単に崩れてしまう。少女は自分が処女であることを認め、それを知り何か清き境地に主人公が到達した場面は印象に残る。ゲイの元軍人に殺害され最期を遂げるが、その表情からは寂しさと今までの生への満足と贖罪のようなものが感じられた。


ケビン・スペイシーの演技はお見事。内容もアカデミー賞にふさわしい作品です。


1999年アカデミー作品、監督、脚本、主演男優、撮影の主要5部門を受賞。


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作品名:海の上のピアニスト

出演:ティム・ロス、ブルート・テイラー・ヴィンス

監督:ジュゼッペ・トルナトーレ


大西洋の海上で揺れる豪華客船「バージニア号」。この客船内で生を受けた赤ちゃんは、仲間から1900(ナインティーン・ハンドレッド)と名づけられた。赤ちゃんは楽譜も見ずに即興で曲を作ることができる大天才へと成長してゆく。1900(ティム・ロス)の信じられないほどの才能が奏でる音色は、有名なジャズピアニストのそれを遥かに凌駕した。波で揺れる船内の大広間。なんと彼はピアノの脚の固定金具をつけずにピアノごと波に揺られて演奏してのけた。この作品の名場面だ。


船内では彼の才能を知らない者はいない。やがて船の外から見える海を見たいがために、また、外の世界を知るためにタラップを降りかけるがなんと途中で船内に引き返してしまった。彼にとって船外の世界は未知の世界。恐れや違和感を感じずにはいられなかった。


やがてこの「バージニア号」は爆破されることとなる。それでも船内から出ようとしなかった1900の心境を理解することは

我々には難しい。なぜなら彼にとっての全てはこの船と船内での人間関係に他ならないからだ。


叙情的で非常に美しい作品だ。1900とトランペッターとの固い友情、そして1900のレコードを懸けた片思いには涙せずにはいられない。


「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品である。


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作品名:蒼穹のファフナー
出演:真壁一騎:石井真(双恋の桧山優也)
    皆城総士:喜安浩平(はじめの一歩の幕之内一歩)
    遠見真矢:松本まりか(FFX,FFX2のリュック)
原作:冲方丁(うぶかたとう)
キャラクターデザイン:平井久司(機動戦士ガンダムSEED)


(以下、Wikipediaより抜粋)
2004年7月4日から同年12月26日までテレビ東京系で放送されたロボットアニメ作品である。このアニメは放送開始日当初から、新世紀エヴァンゲリオン(放映:1995年、テレビ東京)との類似性が同作のファンから指摘され、開始当時のシリーズ構成・脚本を担当した山野辺一記(1話~15話)に対する批判が起こった。物語の設定やストーリー進行等において、エヴァンゲリオンに酷似した部分が多く、加えて、キャラクターデザインが平井久司と言う事もあり、一部の人達からは新世紀エヴァンゲリオン+機動戦士ガンダムSEED=「エヴァSEED」と呼ばれていた。また、物語中の敵性体であるフェストムの特徴、「全体で1つの意識を構成している」「個人という存在を理解できない」「文化や技術そのものを吸収同化していく」といった設定は、アメリカのSFドラマ「新スタートレック」に登場した人類最強の敵「ボーグ」と酷似している。
(以上抜粋)


真壁一騎や皆城総士が住む平和な竜宮島で突如、ソロモンの預言と共に

「あなたはそこにいますか・・・」という叫びが聞こえてくる。

それは地球外知的生命体「フェストゥム」による侵略の証だった。

人類滅亡の回避のため一騎は総士からファフナーに搭乗して参戦してほしいと頼まれる。

この時、数十年前のフェストゥム襲撃により既に日本列島は存在しない。

自分達の平和の真実が幻想である事を知ったパイロット達は、スフィンクス型やマスター型

とあらゆる形態を持つフェストゥム、さらには竜宮島のみ保有するファフナー・ノートゥングモデル

の奪取を試みる人類軍との戦闘に巻き込まれてゆく‥


ファフナーの傷口から吹き出る液体とかエヴァそのものとしか思えません。
ファフナー「ワルキューレの岩戸」=エヴァ「セントラルドグマ」も然り。
24話あたり(だったかな?)で死亡フラグの立った犠牲者が続出。

総士曰くパイロットよりファフナーが優先されるそうです。


音楽家を思わせる日野さんカコイイ。。
平井さんのキャラクターデザインは私的には大マンセーなんで絵で萌えれましたww
とりあえず内容の考察は今はいいです‥
オープニング曲の「Shangri-La」歌:angelaは個人的に内容とマッチ
していて良かったと思います。



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