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向春のみぎり展

山形県朝日町に立木(たてき)という地区があります。
この地区で廃校になってしまった、旧立木小学校に、
私は工房を開いて活動しています。

この旧立木小には、私のようなアーティストが何人も場所を借りていて
「あとりえマサト」という団体を組織しています。

「マサト」は小学校に居る剥製のカモシカの名前。
天然記念物のマサトは、地域の人からとても慕われていました。

そして、一生を終えたマサトは剥製になって小学校にやってきました。
言わば、立木小のシンボル。

5年間、立木での活動をしてきた私ですが
この春、立木を卒業することになりました。

マサトの発起人でもある代表、敦木氏も卒業することになり
卒業制作展をする運びになりました。

学生の組織「かもしか隊」も2人の卒業生がいましたので、
「向春のみぎり展」と題し、4人展をおこないます。


クロージングには久々にピザをつくります。
今までの感謝の気持ちを込めて、沢山用意します。
みなさんお腹いっぱいに食べていただきたいです。



setumoのブログ-向春のみぎり展



あとりえマサト(敦木愛子/川勝節子)
かもしか隊(永沢秋沙/宮城菜々)

旧立木小学校で活動を行っている「あとりえマサト」と
「かもしか隊」から、今年四人のメンバーが卒業します。
その卒業制作展として、これまでお世話になった皆様への
ごあいさつと「こんなことをしていました」のご紹介をしつつ、
皆様と時間を共有できればと考えております。
よろしくお願いいたします。

と き:2011.1.20(日)~2011.2.27(日)
    11:00~17:00
ところ:990-1573
山形県朝日町立木300
旧立木小学校
主催/企画:向春のみぎり展実行委員会
協 力:朝日町、あとりえマサト、かもしか隊
共 催:朝日町教育委員会
※27日(日)17時~ クロージングイベント「謝恩会」



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ハニー石鹸

2年ほど趣味で作っている石鹸。
山形まなび館の穀雨カフェでも、雑貨石鹸として扱ってます。
今まで色んな種類を作ってきましたが、
特に人気なのが、ミルク石鹸とハチミツ石鹸。

お客様から10%ハニー石鹸が凄いらしいという話を聞いて、
「10%ってどのくらい?」と、頭の悪い私は思ったのでした。
(つくる気満々デス)

とりあえずネットで検索をかけてみたのですが、
いまいちわからん。
というわけで、油に対して10%という事にして作ってみました。

普段ハチミツとかコンデンスミルクとか、結構色々入れていますが、
おおよそ倍のその分量に、固まるかどうか心配でした。

とりあえす、型から外すことが出来たので、90%成功です。
残りの10%は、使用感ですネ。
通常のマルセイユ石鹸の分量で作ったので、
堅さがどうか・・・。
今のところの予想ですが、チョット柔らかいかもです。


setumoのブログ-ハチミツ石鹸



レッドパームを入れたり(かぼちゃみたいな色になりました)
エッセンシャルオイルの組み合わせを変えたり、
ハチミツをイメージしながら最高のハニー石鹸を目指しています。

今のところ、香の相性もバッチリなので
上手くできたら製品作りに入ります。

価格は800円ほどになりそうです。
ちょっと高めだけど、材料をケチらず、1月以上手間暇かけるので
ご容赦願いたいと思います。


なにより、早く使ってみたくてうずうずしてます。


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優先順位

限られた時間と懐具合。
どれも気にしないで、好きな事に費やせればなぁと
思わなくもない。

でも、限りがあるから、知恵をしぼったり、交渉したり。
そんなことが、心に残った日々になるのかなぁと
ぼんやり考える。

選択しなくてはいけない場面での私の判断基準は、
おおよそ「その方がおもしろそうだから」かもしれない。
もう、半分博打ですネ。

だけれど、あと半分は自分なりの裏付け動機があります。
最終的にどれくらい充実できたかが、「あぁ、良かったな~」
になると思っているので。

さてさて、前置きが長くなってしまいましたが、
今日は「ニワトリか卵か」のハナシです。

私は仕事柄、色々な道具を使います。
(名刺にはジュエリークリエーターと書いていますが、
このハナシはいずれ)
工具も消耗品から一生モノまで。
お値段もそれなりにします。
学生の頃からのポリシーで、品物が売れたら
その売り上げで新しい機材を購入する。
ということをしていたのですね。

その方がやりがいもあるし、自分の財産・成果だと
見えるから判りやすいんですよね。

でも、最近思うのです。
ある程度の投資(道具の購入)で作業効率上がる方が
お客様も自分もハッピーなのでは?
もちろん、それなりの腕がなくては、応用も変化球もできない
から、道具頼りじゃダメですけど。

作業効率が良いということは、色んな意味でハッピーです。

時間短縮は、色んな仕事を手がけている今の生活に
必要不可欠になってきました。
景気が悪いと言ったって、不景気でいたいワケじゃ
ありませんものネ。

やるべき事、やりたい事はキッチリして
もっともっと創意工夫を楽しんでいこうと思うのでした。


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kibisoのデザイン

毎日何かを「買う」という事をします。
そこに行き着くまでの心理について、今日はチョット考えてみました。

今日は山形まなび館の物産紹介室にいます。
寒い中にもかかわらず、祝日ということもあり途切れる事無く
来館があります。
嬉しい事です!!

取り扱い商品の中にkibosoというブランドがあります。
これは、山形県鶴岡市にある鶴岡織物工業協同組合が
立ち上げたブランドです。

シルクを中心とした布製品を展開していて、デザイナーの
佐野研二郎さんがデザインしたことでも、話題になりました。
http://openers.jp/interior_exterior/news/KIBISO.html

とはいえ、認知度はまだまだです。
鶴岡という土地柄を表す「鶴」というモチーフ。
来店のお客様にそんな話をすると、
黒地に飛行機が並んだハンカチを手にとり、
チョコンと一羽だけ鶴がいるのを発見。
とても気に入ったご様子で、ご購入いただきました。

デザイナーの意図(遊び心)に「買う」という行為が
後押しされたのかなと感じました。

つくり手の思惑どうりにならないコトももちろんあります。
だけど、つくり手は使い手に色んなメッセージを品物に
込めているものなんですね。

そんな素敵な後押しを手伝うお仕事って
おもしろいなぁと思うのでした。

かく言う私もつくり手のはしくれ。
つかい心地や遊び心、そして何よりロングライフな品物が
できるように、日々精進です。


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