長文堂の鉄瓶

４月11日まで伊勢丹新宿店でおこなわれていたNIPPON VISION 4
山形からは長文堂の鉄瓶も出品されていました。





IH対応のケトル
http://www.chobundo.jp/

鉄瓶とIHはとっても相性が良いそうです。
ただし、製造方法やデザインによって対応できないものも
あるということでした。

このケトルはより効率的にお湯が沸くように、底面積を広く
とっています。

ケトルの内側は琺瑯引きでは無いので、鉄分も取れます。

長文堂さんの鉄瓶は漆で焼き付け塗装しているので、
使い込むと良い風合いになってきます。

秘訣は、まだ温かい鉄瓶を濡れ布巾でなでること。

どんどんツヤがあがってきます。


NIPPON VISION 4 の会場で出会ったお客様に
こんな説明をさせて頂きました。

以外と若い方が興味を持ってくださり、本当に嬉しかったです。

製造工程を見たり聞いたりすると、お値段も納得ですが、
やっぱり若い方は特に、鉄瓶貯金をしないと買えないのかもしれません。

だけど長文堂さんは、家業を継いでいる若い職人さんもいて、
買いたい時や、リペアにいつでも対応していただけます。

フタのツマミなんかも選べたりして、本当に自分だけの鉄瓶を
作ってもらうこともできます。

一度工房を訪ねてみてください。
ものづくりって本当に素敵です。
http://www.chobundo.jp/

山形にもどったら

東京から戻ってみれば、まだ桜も蕾みでした。
アチラは葉桜になって、花びらが舞い躍っていましたが
こんなにも違いがあるものかと、今更ながらにビックリです。

今年の冬はとても寒かったこともあり、桜の色もずいぶんと
ピンクが濃いですね。

杉の木も紅葉しているかと思うほど、花粉がたっぷりついています。

これは気が付かなかったことにしときます。



山形生活も15年たつと、完全に体の調子が山形人です。

時々埼玉に帰りますが、その度に湿疹とか肌荒れとかその他諸々に
悩まされます。

うまい空気と水がこれほどありがたいこととは、井の中に居るうちには
気がつかないモノなんですね。

デリケートなつもりは全くありませんが、気にしていないのに
出てくる症状というのは、やっぱり本物なのではないでしょうか。



山形人になれてつくづく良かったと思うのでした。

伊勢丹を抜け出して

今日は、ヤマサキデザインワークスが主催をしている『わけありだけどちゃんとしたもの 市』に行って来ました。

http://www.tray.jp/b.html

友人のプロダクトデザイナー、山崎宏さんや、大治将典さんなどが出展されていて、
プロットタイプやわけ有り品が販売されています。
また、売り上げの一部が義援金になります。

フードコーディネーターの方が会期中、美味しいものを作っていらっしゃいます。
ちなみに今日は、フルタヨウコさんでした。

うまかった～

ついつい長居していたら、大好きなセトデザインの瀬戸さんにお会いしました。
良いお買い物どっさりして大変満足です。


2011年4月8日（金）～10日（日）／ 12:00~19:00
tray渋谷区代々木4-20-4
03-6677-1999



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NIPPON VISION 4 の会場

山形のブース。
こんな感じで47のテーブルが、あります。
なんだかレストランみたい。

となりの会場では、アクセサリーの販売コーナーを設けてます。
最終日の11日まで会場にいます。

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繭からつくるマフラー織りその後

地震がおきてからのコト。

毎月楽しみにしていた「繭からつくるマフラー織り」の織り機が
私のもとに来たのが、地震から数日前のことでした。

どんな感じに織ろうか、紡いだ糸を見ながら楽しく思案していたところ震災に。

停電で、通常の仕事は何も出来なくなりました。

そこで、機織り。
手仕事ですからね。電気は使いません。
大陽のある明るい時間帯だけしかできませんが、
パタパタやっていました。

そして、まなび館は一時避難施設になりました。
ひっきりなしに鳴る電話の応対以外に出来ることがほとんどないので、
（というか、その場を離れられないのでした）
電話の間合いをぬってパタパタ。

シャリンバイのピンクの糸を２本と、タマネギの緑極細１本と、時々白と黄色。
一段に3本の糸を通したので、時間がかかりました。
こんなヤリカタがあるかどうか分かりませんが、とりあえず初めてにしては
満足しています。

というか、充実していました。

自転車通勤（ガソリン節約ね）の寒い中、このマフラーを巻いて快適に過ごしています。


今度はショールを織りたいと思っています。