帰りの田舎道が通行止めになってて
イラっとした渋滞の先には
立ち昇る炎がハッキリと見えました。
田舎の丘の上の民家の火事でした。
消防車は次々に駆けつけ
人々はスマホをかざして眺め
お巡りさんは交通誘導をしていました。
私は炎を眺めながら
美しいと感じてしまいましたが
人様の不幸を美しいとする
己の醜さも同時に眺めてました。
恐ろしい光景でした。
燃え盛る炎に対して
人は無力なのだと思いました。
鍛えぬかれた隊員さんの
個の能力にも限界がある為に
様々な機械技術や科学の知識は
必須なのだと学んだ気がしました。
暗闇に立ち昇る炎は恐ろしく
妖艶に揺らぎ幻想的でした。
火の粉の舞う赤い空気が僕の
悍ましさまでを照らす気がしたので
急に怖くなり逃げるようにして
そのまま帰りましたが
昨晩も私は平然と飯食って飲んで
ぐっすり寝れたので
やっぱり僕の神経は逞しくて鈍く
精神も頑丈で図太く涼しく
とても正常に問題無く
機能しているのだと思いました。
今朝は寒かったので
現場では一斗缶に廃材を詰めて
焚き火をしていました。
炎は冷めた私の体をジンワリと
温かくしてくれました。
僕の冷酷な本性は凍ったままでも
寒い時期なのでしょうがないな
と開き直って淡々と
本日の作業に取りかかりました。
見上げた空は快晴でした♪

