良きライバルでもあった君は
高齢化と機械化の狭間で
他者との競争にも負け続けてばかりでも
何とか頑張ってきたつもりだった。
躓いて転んで悩む時でも
お互いに事情が分かるからこそ
できる応援があり、感謝もした。
何度も夜中まで手伝ってもらったり
助けてもらったりした関係が
だんだん管理する立場となって
お互いに腹回りだけは貫禄がついて、、
偉そうになったなぁーとディスり合い
称えあったつもりの今だった。
先代の社長が亡くなって
まだ1年も経っていないけど
そんなに早く結論を出したなんて
きっと裏では相当な葛藤があっただろうけど
いまさら理由は聞かないし聞けない。
正直、このやり方が正しいとも思えんけど
お前の判断を責める事も喜ぶ事も出来ない。
何か出来る事があったかもしれんけど
オレは自分の事でいっぱいだったし
やっぱり本心の本音の相談は
簡単に出来る事じゃないって
それぐらいは知ってるよ
僕も私もあなたも本当は
同じ孤独だって事を。
今はその話を噂で聞いて
確定の証拠を眺めてただ驚いている。
色んな倒産を見て知って
僕は詐欺側として関わった過去もあり。
やむなしの廃業を見送ったりもしたし
病気で突然、、失う現実とか
自害で清算する誠意への疑問とか。
楽になれるのか、良くなる事なのか
負けたのか、挑んだ結果なのか
これからも生きる為の術なのか
なんて誰も知る由など無いもので。
こうなれば、
色んなことを言う奴がいる。
自分が勝ち誇ったように
高笑いする人も見た事がある。
けど、この大変さは誰にも分からんし
分かったところで所詮は
不安定な稼業に変わりはない訳で。
運だけで生きてる、、
ようなもんだワ、と笑い合ったけど
やっぱりそれは本心だったかもね
お互いに。
オレはまだ、、のうのうと
この業界で頑張って
君が潰れようが壊れようが
泣いて喚いて叫ぼうが
気にせず平然と前を向くよ。
冷酷な己の精神に救われつつも
さすがに梅雨空の悲しみはこたえるな。
今日もトラックに資材を積み走り
したたかな人生を繰り返すのみで
何も感じない毎日を惰性で生きる
そんな日々でも今夜は飲むよ。
話す相手もおらんけど
語る気にもならんし
笑う気にもならん。
気が済むまで飲んだら寝るだけの
地味で暗めな人生なのに
また一人、、いち小規模な企業が
倒産しただけの地方の片隅なんて
この世においては
ただ風が吹き抜けるようなもの。
誰かが今日も泣いているような、、
雨とは悲しいものですね。
仲間が年々、減ってしまうけど
時代とか年齢的にもしょうがないべ。
いつかまた連絡してよね。
その時に色々と聞かせてもらうから。
あの世かもしれんけど
それはソレでしょうがないべ。
紫陽花は鮮やかで
ただただ美しいですね♪



