行李 | 心の波

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ネガティブでも
幸せ探して生きてます♪

 

 

 

 

 

あっしの旅の支度には

菅笠に行李をぶら下げて

ふんどし締めて参るに御座い。

 

 

遥か昔々の旅人は

今では考えられないほどの

超最低限の軽装備で

目的地へと向かっていたらしい。

 

それはそれで今は今。

 

現代の旅の準備とは

荷物とアプリを鞄に詰め込み

万全の態勢で出発するのだ。

 

皆でワイワイと賑やかに

ナビに従い車を走らせ

ご当地グルメを制覇したら

旅の様子をレビューしたり。

 

レジャー先では拘りのグッズや

推しのブランド品もフル装備で。

 

程よく陣取る自然の中でも

周囲への気配り目配りを忘れない。

 

安全策にも気を遣い、マナー良く

形式的なマニュアルはスマホで都度に

確認しながら違法な行為は慎んで!

 

その上で、、ワイルドに見栄えするよう

角度を決めたら迷わずパシャりまくる。

 

自撮り発信の際は好みのフレーム内に

スッキリ収まるように構成をチェック。

 

カメラ目線は避けてさりげなく。

頑張った感じを出さないように

自然な感じで演出できたら

今回のノルマは達成だ♪

 

そんな戯言は置いといて、、


昔々の旅人は

公共交通機関の利便性も知らず

特割チケットやツアーの内容も

関係ないから気にしない。

 

 

ただただ景色を眺めては

土地柄を肌で感じつつ

ひたすらに歩いていたのだろうか?

 

 

まるで修行のように黙々と

長い道のりを歩くことが幸せだったのか、

どうかなんて誰も知る由はないけども。

 

 

たまたま立ち寄った観光地で

映える写真を発信することも無く

シェアする動画も発する呟きも

拡がるネタもバズる要素もない旅を続け

 

フォローもイイねも求めずに

道を尋ねて天気を予測し

移動の距離は歩数で刻む旅路なのか?


 

今どきの野営を楽しむキャンプ地では

山の麓に四駆を寄せて

何気に豪華なツールを並べ


ランタンの灯りにウットリしながら

紫煙をくゆらしスキットルで

シッポりと酒を飲む、、

時間も含めて格別なんだろうな。

 

日常的な快適さはそのままで、、

非日常を気軽に楽しめるのだから

 

現代人とは本当に高等であり

何気にお洒落でカッコイイ。

 

便利グッズも欠かさない徹底ぶりで

細部のクオリティに手抜きもない。

 

マニアックなそれぞれの個性を

絶賛し合って尊重できる現代人とは

本当に素晴らしく豪華で優雅だな。

 

 




 

 




身軽な装備だけでよかの?

 

知恵と経験を詰め込んだ

体いっちょで野山を駆け巡り

狩猟採集の為に感覚を研ぎ澄ます。

 

濃厚な自然を堪能するには

文明社会から掛け離れるリスクと

自己責任のスリルを受け入れる。

 

ゲットして殺した獲物は無駄にせず

まだらに摘む新芽は手抜きじゃない。

 

野蛮に見える勢いは

命を維持して繋げるために

必須で必至で必要なのか?

 

 

そんな生活に興味が傾くのは

幼い頃の記憶なのか、潜在的な本能か

前世のカルマか、その他の何か、、

かもしれないけんど。

 

 

ゴールデンウイークの1日ぐらいは

孫のリクエストである日曜大工をして

少し野性的な遊びをするつもり。

 

そもそも僕はゴリラ系なので

このままでもそれなりに野性系だが、、

文明機器の恩恵にゴロっと守られた

日々の中でわざわざアナログ生活を

 

非日常として楽しむ時代、

なればこその楽しみ方で考えて

ネットで調べて比べて過ごそうかな。

 

 

 

私は江戸時代の旅人のように

菅笠に行李をぶら下げて

ひたすら歩く贅沢に憧れる。

 

三里ほど歩いて疲れたならば

茶屋に寄りちょいっと一服しながら

ひょいっと立ち上がり

 

ぼちぼち休んだら

後ろを振り返るだろうな。

 

 

あっしの人生、この先どこまで続くやら。

どちら様もほどほどに参りやしょう。

 

 

それではこれにて御免、失礼仕る。

ごめんなすって、おとっつぁん♪