時 | 心の波

心の波

ネガティブでも
幸せ探して生きてます♪

 

 

華やかで広大な商業施設の裏側は

隣接する住宅地に配慮して

通路は質素で暗くて寒い。






 



年末年始に向けてのテナント工事が

動き出す合図のような騒音と共に

既存の解体作業がバタバタと始まった。

 

密閉空間の中で叩き壊して切断し

火花を飛ばしながら刻んで潰す工程を

淡々と繰り返すのみだけど。

 

自然と誰かが先頭を切れば

後の流れは不思議と付いてくるもの。

 

握った道具や工具を見て

相手の作業内容を予測して動き

わざわざ呼吸を合わせるよりも

視線を追うことが大事な時もある。






 

閉店後の夜間作業なので

労力を無駄にしないように

効率よく手順を考えているけど

臭さと危なさは慣れるしかないね。

 

辛さと痛さは繰り返すうち

感じなくなるものだし

惨めさや劣等感は集中すれば

気にならないもの。

 

 

やらされているとかよりも

やってやるよって感じかな。

 

やり遂げるってことよりも

やってみようかってノリかもね。

 

やりたいことなんです!より

こっちの方がマシってレベルで。

 

やるっきゃないっていうよりも

今日はここまででナンボじゃろかいな?

 










もうすぐ明け方って頃に

作業が終わる場合もあり

 

もうすぐ来年って時期に

必ず来る仕事もあるものだ。

 

ここまでやる必要がありますか?

そこまで拘る意味とは何ですか?

 

金の為にやってるんだけど

オレのためにも踏ん張ってみて

お前の為にもやってんだから

私のためにも協力してくれんどかい。


 

そんな仲間で動いていると

自分の事を漠然と肯定しながら

勘違いに救われがちだけど

 

俺らはこの工事を予定通りに

完工させてこその人種なんだから

楽しさとかやりがいとか為にとか

何かの幸せを願っている暇は無かど。

 

汚れても破けても狼狽えないで

臭くても熱くても手を離すな!

分かりやすく言うとそれだけの事。


 

しばらくそんな現場ばかりが

続いてしまう時期だけども

 

今年は久しぶりに

忘年会があるらしいよ!

 



 


 

そんな事を嬉しそうに語る奴らは

世間知らずの幸せ者だ♪