孫と久しぶりのドライブ中に
急に大人しくなった、と思ったら
いつの間にかコックリコックリと
大きく頷いては戻るを繰り返す
心地よい秋晴の日。
シートベルトが食い込むほど
前屈みになるとガクリと起きて
何かのスイッチを押したみたいに
元の姿勢にすぐ戻る。
起きているのか
何かを見ている最中なのか
何処か違う世界に行ってしまったのか
脳が休んでいるだけなのか。
どうであっても不憫に思えるので
信号待ちにシートを倒し
寝やすい状態にすると何故か
ニヤッとして目が覚めるのに
またすぐに眠ってしまう不思議。
改めて考えると居眠り、睡眠状態とは
不気味な光景でもある。
さっきまで会話していた相手が
急に目を閉じてはピクついてガクリと
突然に項垂れてしまうのだから。
傀儡の紐がプツンと切れたみたいに
体の力がフワッと抜けていても
息は続いて心臓は動いている、はず。
魂か意識と言われる不思議な存在を
丸ごと脳の仕業だと決め付けてみても
さっきまで語っていた孫の何かが
どう考えても今、、、
ここにはおらんのだ!
目を閉じたままの孫は
コックリしてガクリと落ちたら
また元に戻るを繰り返すだけ。
冷静に
これは居眠り、睡眠状態ですね。
って知らなければかなり
恐ろしい動きに見えるはずなのに。
生きているけど眠っていて
寝ているんだけど座っている様。
コックリしながら横に居る
ただそれだけの事なんだと切り替えて
少しブレーキのタッチを緩めにする。
いつもそれ以外は何も考えずに
前を向いて運転しているのに
居眠りが不思議だと思い出したら
人間の構造自体が神秘というか
理解不能で摩訶不思議になる。
家族を乗せている場合は
皆が遠慮なく勝手にリクライニングして
各々、すきなように爆睡してしまうので
皆が寝静まった時の深夜の運転は
1人で運転している時よりも
何故か怖く感じる時がある。
居眠り中に見ている相手は
確かに誰かであってそのまま
抜け殻になった肉体なんだと
頭では分かっていても
やっぱり不思議な現象だな。
死と睡眠。
あるブロガーさんはかつて
睡眠を死の練習みたいだと例えていたけど
コックリしたり寝言を吐いたり
笑ったり叫んだりを見る限りは
異次元ワールドを眺める
ホラー映画そのままだ。
それでも、まだ
なんとか寝顔が愛おしい孫は
ぽっちゃりした6年生です♪
もうすぐ小学生
最後の運動会なのでガンバレー!


