♯夜明け前
♭明け方
夜から夜中になり夜明け前からだんだん
明け方になって朝になる毎日。
その日の天候と時間帯次第とは言え
見上げて何を考え思うのかは自由だ。
私がどうであっても朝は来て、僕がこんな
なのに夜は待ってはくれずまた朝になる
それだけの当たり前の事を僕は眺めて
感動するよりスマホを翳し、翳した
だけでは満足できずに見栄え良く整えた。
さりげなく感性を詰め込んだ感じになる様
これでも見映えするよう修正しているのに
何気なく発しているテイで伝わってしまうのは
いつも私の暗さと狭さと狡さになってしまう。
そのセコさだけが強調されるのは
自然の冒涜的な行為と捉え方で神秘を
売名するような扱い方が雑である
僕という私そのものだ。
海の色も空の彩も私の精神もグレーの
グラデーションで区切られたボーダーのよう。
♭夕立
ここから眺める夕焼けは
素敵なんだと知っているけど私は雨が降る
直前の曇り空みたいな微妙な優しさに
何度も救われて今もこうして平然と
のうのうと生きている。
♯夕立



