「父ちゃんは
いつから私達と
家族になった、と思った?」
籍を入れた時から。
「そういう形式的な事を
聞いているんじゃなくて
実感としてだよ!」
当時は何も特に
深くは考えていなかった。
夫になることと
父親になる事が同時で
仕事も駆け出しだったからね。
「私達の元の
お父さんのことは
気にならなかったの?」
気になったよ。
でも当時、お母さんは
付き合っている人がいたから
結構、ぐちゃぐちゃだったかも。
……
長女は今
彼との間で
色々と葛藤しているみたいだ。
親御さんのこと
元旦那のこと
息子のこと。
これからのこと
明日のこと
今日のこと
昨日のこと。
私のこと。
仕事の事。
将来のこと。
いっぺんにまとめて考えたら
悩みにしかならんよね。
妥協してすかしてみても
苦しいだけの日々だし。
出来ることは限られているし
出来ない事に限っては
不思議と次々に湧き出て来るしね。
全てをリセットして
楽になるのも道だけど
全てを覚悟して
頑張ってみるのも人の道なら
いちいち人と比べたり
誰かの答えを聞いてみても
それは
いつかの過去のことだから
どうでもいい話だと思う。
今、最善を尽くしても
それは永遠に続かない。
今、見切り発車で不安であっても
そのままが未来ではない。
金もいるし
体力も気力も必要で
我慢もするし
ケガや事故や病気にもなる。
良い事もあるし
嫌な事ばかりに見えても
実はそれが
生き甲斐なのかも…
なんて感じる時もある。
苦しみでもあるけど
喜びに思えるのは
気が狂った訳ではなくて
ただ年を重ねたという今。
努力をした訳でもなく
精進しているつもりもないのに
苦行に見えて
修行に思えて
荒行でしかない毎日だけど。
その狭間のイイ感じを
切り取って誇張して
装飾して盛り
さりげなく発信して
繋がってフォローされるのが
大切なマナーや倫理って
ことじゃ、なかどかい?
……
「彼は初めから
とても穏やかで寛大で
息子の理解もちゃんとあって、」
「私の事も大切にしてくれて
冷静だし動物好きで優しくて
背も高いし温かい人だから、、」
「父ちゃんとは違い過ぎて
何か違っていたのか
ちょっと聞いてみたかったの」
えっ!!
「やっぱり根本的な
人間性の問題だったんだねー」
そんな結論を出すには
まだ早いと思うけど……
そんなにも
よか男であること自体は
家族にとっても
歓迎するべき話しだよね。
本当によかったね。
これからも、お幸せに♪
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