長女は昨年から
彼を内縁関係として
マンションに迎え入れた。
その関係性を
維持したままの年末年始は
旅行三昧という
新鮮な展開にて
かなり満足そうだった。
孫は誰に預けらる事もなく
ママと彼と一緒に同行したので
久しぶりに三人での
正月を迎えたのだ。
その分、自分は
今までと少し違う展開で
2022年が始まったのだが
毎年、一緒に過ごしていた
孫がいなかったという
ただそれだけのことだ。
大都会に住む
次女にも会いに行ったらしい。
……
長女の元婿どんは
新しい家族が出来て
昨年末にかわいい
赤ちゃんも誕生したと聞いた。
孫とは
昨年の誕生日に会い
プレゼントを買ってもらって
お小遣いも
結構もらったらしく
孫は御満悦な表情で
元パパのことが今以上に
好きになったと言っていた。
次女からは長女の
内縁状態を少し心配する事や
自分自身の家族環境にも
色々と変化が出てきた事を
電話越しで色々と聞いた。
「ここだけの話だけど、内縁の彼は
あまり実家に迷惑とならないように
結構、気を遣っているみたいだよ」
「子供にとっては関わる大人の
影響を受け易いから、、
この大切な時期には塾とか
習い事が大事みたいなので…」
「…古い考え方の人には
出来るだけ会わないように
気をつけているみたい♪」
どうりで昨年から
私の出番は少なくなり
孫と会う回数も減り
孫がブログに登場する話も
減ってしまったのかぁ、、、。
「ジイジ、ボクね、今年はお年玉の
最高額が史上最強になったよ!」
パパからも、もりやんからも
〇〇ちゃん(次女)からも
高額ゲットしたと嬉しそうだったが
まだ今年になって
僕は孫と直接、会ってはいない。
内縁関係でも同棲生活が続き
それなりに時間が過ぎてしまえば
夫としてもパパとしても
それなりの関係性になるものだ。
新しい家族構成の方針に従い
古い考え方には触れずに
穏やかな環境を守ることは
何よりも大切なこと。
次女からは唐突に
「でも、まだ今は、なんとなく、、
家族ごっこをしているみたい」
なんて意味深なフレーズが
ほろりと漏れ落ちた。
考えてみると
家族であってもなかっても
良い人ぶって親ぶって
夫ぶって妻ぶって
大人ぶって子供ぶって
私の家族に関してみれば
幼い頃に遊んでいた
お母さんごっごの延長みたいに
無難に見える家族ごっこを
しているだけなのかもしれない。
伝統ある老舗を守るため
血筋の継承を重んじる
立派な家系もあるだろう。
複雑な養子縁組で
自分のルーツを知らない
そんな人もいるだろう。
国際結婚や帰化することで
グローバルな考えを持っている人。
宗教こそが我が故郷だと
何事にも影響されない精神を貫く人。
何かしらを頑張って
生きているだけの繰り返し、、
世に生きている上で
最小単位で属する場が
家族なのであれば
それぞれに置かれた環境を
受け入れて暮らせば
その場に囲う人達とは
どのような立場であっても
愛するペットや好きなモノを含めて
大切な家族の一員であることに
何ら変わりわない。
幸せごっこを体裁よく
見栄えするように示しながら
少し賢ぶってみたり
穏便に済ませて流している。
無難な話でも
微妙なニュアンスでも
そんなに楽しくなくても
そこまで嬉しくなくても
マナーのように
感動ごっこをしている日々。
それでも生きている
私や僕やオレがいて
不思議な仕組みで繋がって
生活している生き物なんだと
色々ふけって思っていたら
孫から連絡が入った。
「ジイジ、まだ?
来るときに
お年玉を絶対に忘れないでね!」
私はたまに
らりごごっこを楽しんで
爺ちゃんごっこもしています♪
今日のドライブで
孫のお年玉は
史上最強の最高額に
塗り替えられる予定だ!
www

