ウキウキと迎える夏空を
子供達は夏休みが煽り
一部の大人はビールで騒ぐ。
海にスイカに氷に汗。
川に山にBBQに花火。
暑さを上回る楽しさが満載な上に
涼しげな女性の露出に
ムッツリと萌えて悶える悦。
暑苦しい男性のスネ毛は
見るに堪えないと
萎える季節でもあるけれど
眩しい頭の光沢も
滲んで流れる汗となる。
避暑地にて
風鈴の揺らぎに癒され
冷房に包まれたまま
うとうとと出来るほど
穏やかに夏日を堪能される方々も
確かにいるのが
この文明社会だ。
でも、私の仕事は
その快適な空間を造作する側なので
今日も朝からバシュン、バシュンと
現場作業で汗を出して
気が向いたら
水分や塩分を適当にとる程度。
そんな休憩でも
暑さに慣れた体なら
特に何かを心配することもなく
普通に動いているだけなので
いつもと変わらない夏、
ただそれだけの話でもある。
そんな夏……
建築業の現場には
仮設の電気ブレーカーから
色とりどりのコードを繋げて
扇風機がフル稼働しております。
最近では
個人プレーとはなりますが
充電式の冷却装置なども
各所に充実しているので
作業自体は汗かき程度で
凌げる環境となりました。
現場では
仮設の電源と水道を使いますが
本設の水準と同様に
問題なく作業をしております。
ただし、
衛生管理面の課題である
仮設トイレだけは
昔からのシンプルな構造のまま
特に変化も発展もありません。
ハイテク時代でも足踏みポンプ式で
デジタル文化になっても手動式。
現場の検討事項には挙がらず
どうしても後回しに配置され
最低限のリース予算ゆえに
電気も換気扇もつながれない。
熱されたままの
放置状態が基本。
やりっ放しや
タンク内の水不足、紙忘れも常。
危険領域となる激臭と
緩和目的の芳香剤が
逆に刺激を強くしてしまう
恐ろしい空間でもあるので
関係者以外は
本当に近寄らないこと!
夏場の仮設トイレでは
慌てずに急がずに
落ち着いて俊敏な動作にて
向き合う事が大事です。
・まずノックして確認
・しばらく扉を開けて換気
・内部の備品チェック
・出来るだけ呼吸は浅く
入室したら
・まずは施錠を確実に!
・もう一度備品の最終チェック
・呼吸は浅く絶対に乱さない
・落ち着いて確実に!
私にとっての夏とは
この蒸せて咽ぶ拷問のような
入室とどう向き合うか?
本当に危険な箇所でありながら
現場の予算はどこも
最低限まで切り詰める場所。
この苦行を乗り越えて
季節はいつも巡っているけれど
画期的な簡易水洗式となってから
現場の文明と予算は等閑のまま。
現場作業の日中は
日々、色んな香りや匂いが
臭いと変化して
人目につかない密室の
暑い夏の片隅で
重たくきつめに
どんよりとしています。
目にしみる程の
刺激臭は本当に危険ですが
特に話題性も無いジャンルなので
どちらかと言えば
闇のような暗黙の自己流や
自己責任などに委ねられたままの
無法地帯でもある。
そんな密室の中の
仮設のひと時には
マスクや消毒
検温なんて無意味です。
それよりも数十倍に
強靭な免疫力が必要とされるので
手早い判断
素早い用足しこそが
自分を守る行動へと繋がり
誰かの平和や
健全な平等へ向けた
微力な行為ともなれば…
幸いに存じます。
工事の予定表は
新たな休日の把握不足で
逆に慌ただしくなり
暑さが増している。
工程の仮変更とか
そんな事はどうにでもなるけど
暑い夏の仮設内では
より一層、容赦なく
予想も予測も超えた域で
強烈さが、凶暴さが
佳境を迎えております!
ガンバロー♪
www