宿題 | 心の波

心の波

ネガティブでも
幸せ探して生きてます♪

 

 

 

 

お盆休みが長いと

かえって何かと大変だよ、


なんて現場作業で汗をかきながら

遠吠えのイヤミを支えとしていた。


 


雨の日がこんなにも続くと


余計な仕事が増えるばかりだ!

うんざりして気分も乗らないよ!


なんて咄嗟に吐き出していたのに

 


晴れの日がずーっと続くと

危険な暑さに体が反応して

勝手にサボってしまう。



曇り空こそベストで

ちょうどいいんだよ!


と結論を導き出した識者のように

当たり前な話題で慰めていた。

 

 

 

人付き合いが多くなると

人混みが苦手で億劫だから

ストレスになる!


なんて我がままな感情が

僕を自由に放つのだけど


 

孤独な日々が静かに続くと

寂しくなって虚しくなって

項垂れたまま見失い


このまま死にたくなって

消えたくなってしまうこともある。

 

 

 

忙しく重なってしまうと

こんな筈じゃなかったんだよ!

と言い訳を探し

自分を肯定して正当化した。


 

暇な時間を持て余すと…


遠い自身を思い巡らし


僕は、このままで

良かったのだろうか?


あの時は、何とか

出来なかったのだろうか?

なんて考えたりもする。



これからはきっと…


なんて妄想に浸り

希望を強引に浮かべてみても

満たされる事は何も無い。

 


人間の不思議さに

心を奪われたままで


偉大な宇宙にも馳せながら

現実逃避を繰り返している。




涼しいエアコン部屋から

渋々と外部の暑さに踏み出すように



惰性な流れで日常に向き合うことが

僕の現実なのだと実感する。



逃避することも、向き合うことも

どちらもめんどくさいな、と

ダラダラ、ネチネチと常に考えて


毎回、毎日、思えるようになったら

本来の自分らしい姿に戻った証拠だ!





生きる事と死ぬ事

 


生き延びた人生と

死んでしまった魂の違いに

いつも戸惑う事ばかり。


 

命の所在や定義や真相に

興味を抱いてしまったけど


及ばない境地だと気が付けば

それ以上を求めず探さず諦めた。



 

昼飯のメニューに悩み

明日の段取りを決めて

月末の支払いを勘定して嘆いている。


 

ビールをまた箱買いしようか?と

迷いながら


ガソリンを入れるタイミングに

後悔してキョロキョロしていた。


 

取引先へ電話する時間を考えながら

孫に連絡するのは明日にしようと

思っていたのに


いきなり電話が掛かってきた!




現場引き渡しの期日がジワリと

迫っている意識に戻り


ふと緊張感が蘇ったので

内臓ごと縮んでしまった!



汗が流れて吐き気がして

焦って慌てて乱れていたら

全身の汗が滲んでいた。


 


お盆休みが過ぎ去って

コロナに便乗した弁解を企て


遅れを取り戻す作業で

汗を流している日々。

 


もう、年だからと言って

続かない集中力を擁護しながら

 


厳しい残暑と、コロナと盆休み中という

時事ネタを使う事なんて

もう、出来ない時期となった。

 


暑くても、コロナの中でも

淡々と黙々と頑張って

終わらせる以外に手立てはない。

 


たまった夏休みの宿題に

毎回、泣きべそだった僕の性は

未だに何も変わっていないよ!





孫はまだ

夏休みの課題が終わっていなーい♪

と元気よく言っていた。



対策はユーチューブがあるから

余裕で大丈夫らしい!



いい時代になったんだね♪




ジイジも

宿題を追い込んで頑張るよ!



だから、何か無難な人生の

完璧な答えや情報が欲しいなぁ…




何となく宿題って言葉自体が

重くて不憫な響きに思えるけど



サイトかアプリで

最善な対策を何か探してみよう!



人生の宿題には

何かが秘められて、隠されて

閉ざされているかもしれないから 


過ぎ去った場所や

行き過ぎた関係や

遠ざかった記憶も含めて


やり直し、見直し、

考え直しが



大切な時期なのかもしれません!



だから、人生の宿題は

まだ、手付かずのまま

このまま放置して先送りにして


出来れば来世の人生に

バトンごと渡したい!



あぁ、、でも

この人生でもこの歳になっても

やりたい事がある♪



宿題をやったフリして生きようか?

忘れた感じで、しれっと過ごそうか?


怒られて、謝って、立たされて

涙して、笑われながら


何とか許してもらおうかな♪



でも、大人の宿題は

違約金や賠償金が発生するので


現実の現場をみて

ガンバロー!




 


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