初々しい恋人同士や
笑顔に満ち溢れた
素敵な家族に似合う
そんな聖夜の日に
僕は君と
二人きりで過ごした。
楽しみにしている約束が
今年はどうしても譲れなくて・・・と
バラバラに過ごす予定は
家族の誰もが
変更されないまま
それぞれに
楽しい夜を過ごすこととなった。
君の寂しさにも
僕の孤立に触れることはなく
慌ただしく
振り向きながら
大きく手を振り
嬉しそうに
喧噪の中へと
足早に去って行く・・・
そんな妻と娘を
見送りながら
同時に僕は
君のことを考えていた。
この賑わう輝きの側面では
陰ながら支える仕事で
多くの人がいることを
君はまだ
理解できずにいるだろう。
身近で大切な人でも
楽しむ側ではなく
あえて提供する喜びに
身を置きながら
皆の幸せのため
明日への稼ぎのためにへと
社会へ貢献する人生もあるからだ。
お互いに
不足してしまった感情を
見せることも
確かめることもなく
僕たちは二人で
何事も無かったように
普通に過ごしたよね・・・
だから僕は
君と二人で歩くことも
手を繋ぐことにも迷いはなく
葛藤も躊躇も
一切なかったんだよ。
むしろ、あの展開は
自然な流れのように
お互いが
お互いの存在を求めていたので
あの時は・・・
あの時だけは
君がふと
寂しさに襲われないようにと
柄にもなく
いつも以上にはしゃいでしまい
あの時の僕の姿は
滑稽に見えたかもしれない。
湧き上がる羞恥心を隠して
不器用でも
僕なりの
勇気と愛情を
示したつもりだったんだ。
一時的な癒しを求めて
酒に委ねた勢いじゃなく
自暴的な慰めを
強要した訳でも無い。
賑わう群衆の中で
君という一人と
僕という一人が
ただ同じ時間を
過ごしただけのこと。
寄り添うように歩き
はぐれないように・・・
しっかりと
手を握っていたから
あの感触だけは真実。
こんな日に
もし、君を見失ったなら
僕は僕のままでは
居られなかったと思う。
こんな日に
もし、君が彷徨ったなら
君は僕を探し続けて
嗚咽したまま
迷子となっただろう。
僕は君の事情を
ある程度知っているけど
それも承知の上で
こうして接している。
おそらく君は・・
僕の過去など気にせずに
ありのままの僕を
このままの僕を
ただ受け入れているのだろう。
それでいい。
そのままで大丈夫。
聖なる夜ならば
神の許しを得てから
君と一緒に過ごす覚悟も
心の準備も
とっくの昔に出来ていた。
誰にも邪魔されない場所で・・・
二人きりでテレビを見て
ケンチキを広げて
ケーキを食べよう。
僕は少しだけ
お酒を飲むけど
こんな夜でも・・・
君はいつもの
オレンジジュースなんだね♪
・・・・
孫と二人。
君は聖なる夜でも
きっと、お正月でも
ゲームと面白い動画に
夢中なんだろうね♪ ww
・・・・
疲れ果てて眠った君を
丸ごと持ち上げた時に
結構な体の変化を感じた。
君の成長と可能性は
まだまだ
これからが本番なんだけど
いつの日か
君も大人になって
大切な誰かと
大切な場所で
大切な時間を過ごすのだろう。
それまでは
僕がお守りをしているのか?
君が相手をしているのか?
曖昧なままでいい。
それは、いいんだけど・・・
いつまでこの関係が
続くのだろうね? ww
そのうち時代は・・・
AIロボットと過ごす♪
なんて日も来るらしいから
ジイジのことは気にせずに
心配も同情もいらないよ!
まあ、、、
そんな時代まで
生きていたらの話だけどね ww
君と二人きりで
過ごした聖夜の日も
あっという間に過ぎ去ったけど
翌朝、孫にも
サンタさんは
訪れたらしい♪
よかった、よかった
よかったね!
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