嘘 | 心の波

心の波

ネガティブでも
幸せ探して生きてます♪


学生の頃


自由な生活と


身近な欲求を満たすために


学校を辞めて家を出た。


本当は


勉強にも友達にも

付いて行けない・・


そんな自分が嫌で

逃げたくて


単純に学生生活を

リセットしただけ。



幼い頃から

貧しい家庭で育った僕は


辛抱や我慢を美とする生活を教えられ


それを当たり前として生きていた。



学生ともなれば

他の家庭との違いぐらいは

ハッキリと理解できたので


日々の質素な生活が恥ずかしく


贅沢な友達が羨ましかった。



辛抱することが

美学だと信じていたのに


心の底では

わがままに満たされる友達の

生活ぶりに憧れていた。





そんな僕でも

華やかな同級生が集う場に

どうしても仲間入りしたくて


何が必要なのかを探していた。



並外れた腕力も根性もない


兄や姉の恩恵であるコネもない


人が羨む魅力は何も無かったけど


媚びながら


誤魔化しながら



出来るだけ

見劣りしない自分を表現して


自分という存在を


確認していた。





僕の両親は


不器用ながらも


一生懸命に働いていた。



その努力で

世の中にも対応できる

最低限の生活を与えてくれた。



酒やギャンブル・色事に溺れることなく

コツコツとまじめに生きていた。



妹と共に

子供への愛情も

それなりに注いでくれていた。



でも、そのささやかさでは

物足りなくなって



感謝どころか

貧しい暮らしを憎み



我慢を強いられることに

悔しさと怒りが込み上げだした。



誰からも指を刺されることなく

有無を言わさない程に

勤勉であったので


文句のつけようが無い

親の存在が


嫌で嫌でたまらなかった。



世間体を保ってるつもりでも

貧しければ意味が無いと考え


どうせ貧乏なのであれば

いっそのこと



いなくなってくれたらいいのに・・



なんて事を考えたこともある。



そうすれば、この貧しさも


納得できる理由となるし


堂々と世間の同情を受けられる


と思ったから。



そうなれば


ただ生きているだけでも


何かしら美化されるのであれば


理想な生き方だと本気で考えていた。




従順で我慢強い・・




そんな親の居る


家庭の愛情なんて


子供には苦痛である。




嫌なのに

心の底から憎めない



嫌なのに

反発する理由がない



から


ハングリーな精神が足りない



のは



どちらにも転ばない


環境に原因があると


勝手に思っていたからかも。



親が自分本位で

好き勝手だから反発したり


お金で何でも解決しようとして

愛情が無いから反抗したり



その頃は

そんな同級生がカッコよく見えて


そのワイルドな面に憧れた。



淡々とした家庭には

何の魅力も感じずに


刺激的な家庭が

とにかく羨ましかった。



友達とつるむには


親のお金を盗んで来るか


何処かでカツアゲしてくるか・・


なんて条件もあった時代。



遊ぶお金の出所も

それなりの価値があったので


仲間の上下関係を決める

大切な手段だった。



そんな根性が無い僕は


遊ぶお金の為にバイトして


普通に稼ぐしかなかったのに


そのお金を

親の財布から抜き取ったと


強がり


パチンコで大勝ちしたと


嘘ついてでも


仲間にしがみついていた。



そこまでしても

仲間でいられることが大切だったので


証を示して

アピールしていたという

こっけいな話だ。



出来心だったのだけど


あの頃は


何に価値があり


何を求めていたのだろう??



どうでもいい話だけどww




結局、すべてが嫌になり


自分で切り開く道・・


つまりは


破天荒な親を求めずに


学校を辞めて都会へ出て


自分で手っ取り早く稼ぐ・・



そんな生き方を選んだ。



あの頃の自分は

かなりの決断をしたつもりで


ハイエナのようにさ迷い

成り上がるつもりだったんだけど・・



現在になっても


僕の生き方は


あんまり変わっていない。



仕事での言い訳が


湧き出るように出てくるし



つじつまを合わせるために


借金を繰り返すという人生だから。



本当にそろそろ

軌道修正しなければ

限界だと分かっているのに・・



家族にも取引先にも

嘘まみれで生きている現状では


何から手をつければいいのやら・・



こんな僕に

神様が手を差し伸べるなんて

ありえない。



どう考えても

正直に生きている人が優先だろう・・




でも、もう


何のあてもない。




どうする自分?




こんな時期に


ブログで逃避している場合ではない!



酒で一時的に逃避しても


何の解決にもならないし


薬とかでトリップしても


意味はない。




というか弱腰の

僕には無縁の世界観。




ただ、追い込まれて

どうしようも無いときには

手を出してしまう・・



その気持ちだけは何となく

理解できる。



でも、その逃げ場を


逃避先とせずに



目に見えぬ闇に立ち向かい


突き詰めた人は




座禅や瞑想などの世界へと導かれ


人間本来の姿を悟るのだろう。






これからの人生は


自分に正直でありたい・・




嘘も借金も無い


差別も偏見も無い



素直な心と共に


生き生きと暮らす日々・・




悲しいことに素直に涙し


うれしいことに喜び


気がついたら笑顔に囲まれている・・



そんな生活が


死ぬまでには出来るのだろうか?



家族や仲間に囲まれても

オドオドせずに


自分を堂々と表現している

そんな姿を見てみたい。



んっ!!


そういえば

素直な笑顔で楽しんだなんて

僕の人生にもあったのだろうか??



きっと幼い無垢な子供の頃には

そんな日々もあったのだろう・・



こんなに真面目な両親のもとで

育ったのだから


きっとささやかでも

そんな日々があったハズ。



汚れたゴミだらけの

心の中では


探すことが難しいけど・・




年頃の子を持つ親の立場となって


貧しくとも


手探りで時代と向き合い


コツコツとまじめに

働いてきた両親の

ひたむきさが身にしみてくる。




至らない自分を誤魔化すために


自身を責めることで


言い訳にしている




愚かな嘘つきな僕なんて



煮ても焼いても食えぬ・・






それでも諦めずに



僕という人間を生きよう。