秋分の日は毎年近所にある海軍墓地で戦没者を慰霊する追悼式があります

戦後80年を迎えて参加される遺族も高齢になり随分少なくなったのではないでしょうか

今まで遺族でも、関係者でもない我が家は参加した事はありませんでした

平日は子供達が遊んだり、犬の散歩、観光に来られた方が時々歩いていますが追悼式がある前日からテントや祭壇の準備が進んでいました


孫が春先に追悼式に小学校から代表して挨拶をする事になり立候補して選ばれたと聞いていました

公園になっているので幼い頃から遊んだり、自転車の練習をしたり、小学校の行事で清掃活動も度々している孫は進んで挨拶をしたいと思ったようでした

私達じいじとばあばはとても嬉しくて式に是非参加したいと話し参加しました

当日はあいにくの雨でしたがたくさんの参加される方々で用意されていたテントの中は座る事もなかなか出来ないほどでした


遺族、市民、海上自衛隊関係者、陸上自衛隊の関係者700人が祭壇に花を手向けました

挨拶には県知事代理、市長、県会議員、市会議員、遺族代表、主催の墓地顕彰保存会代表理事、小学校代表がそれぞれされました

戦後80年の今もウクライナや中東で人命が失われている

戦争のない世界を築いていくことが、残された者の使命だとあいさつされていました


孫も小学校代表3人で5分以上の挨拶を覚えて立派に無事終えられた

普段遊んでいるこの場所にある墓地を清掃しながら、何不自由なく学び、食べて生活出来ているのは当たり前ではないことを知った

自分達も戦争の悲惨さを忘れないで後世に伝えて平和な世界を作っていかなくてはならないと言っていた


海上自衛隊音楽隊の追悼演奏もありました

国旗🇯🇵、軍旗の掲揚、弔銃もありとても厳粛で心に響きました


戦後80年の節目に参加出来て良かったです

孫も記念になった事でしょう


今だに戦争は終わらず、被害は何も持っていない市民が多いそうです

食料も住まいも足りていません

子供達が泣いています

平和な世界を諦めずに私達はできることをしていきましょう