義母の生活が激変したのは突然の圧迫骨折が原因でした
ある日義母が朝からずっと部屋から出て来ないので心配で義母の部屋に行きました
義母は腰が痛いので歩きにくいと言うので朝ごはんを温めて部屋まで持って行きました
ほとんどお昼でした
義母は自分の部屋に私が入るのはあまり良い顔をしないので直ぐに私は居間に行って待っていました
30分ほどして食器を下げに部屋に行くとほとんど食べていませんでした
トイレに行きたいと言うので手を貸してベットから起こして座らせましたが自分でトイレに行くと言うので食器を台所に持って行き義母の部屋に帰ると自分で立とうとしてしゃがみ込んで座っていました
義母は失禁していました
義母をベットに座らせて汚れた物を脱がせて新しい下着とズボンを履かせました
もう1人では動けないのがわかったのでかかりつけの病院に行くことにしました
介護タクシーに連絡して車椅子の必要を伝えました
病院は内科も外科も診てくれるのですが高齢の義母は多分圧迫骨折だが他にも具合が悪いところがあればいけないので少し大きな病院に紹介状を書くと言って下さいました
待って貰っていた介護タクシーに転院する事を伝えて送って貰いました
歩きにくい義母をヘルパーの資格がある男性の運転士さんは何かと助けてくれて助かりました
入院して色々検査をして圧迫骨折が治るのを待つ間義母はほとんど寝たきりになってしまいましたがリハビリの先生が来て下さり義母も頑張って立ち上がり、脚が少し出るまで回復しました
検査の結果を旦那さんと聞きましたが頭の中から腰まで内臓、婦人科系ありとあらゆる病気というか不調だらけでした😅😆
高齢なので神経の伝達も鈍く痛みはないのだろうと言われました(私達なら痛くて我慢できないそうです)
92歳でした
退院の話が出て旦那さんと話ましたがほぼ1人では歩けない、オムツは必要となると介護が必要です
私はヘルパーさんと福祉に手伝って貰って昼間は頑張る
夜は貴方もオムツ交換、着替えなど手伝って欲しいと言ったら無理だと言われました😅
伯母が亡くなって2年今度は義母が施設に入所する事になりました
入所して6ヶ月足らずで義母は発熱から寝込んでしまっていました
ほとんど目も開けず口もきけなくて食べることも出来なくなってしまいました
施設の経営する病院の先生から連絡があり、点滴だけでは2ヶ月もたないと言われ旦那さんは自宅近くの大きな病院に転院をさせました
施設からヘルパーが付き添って移送してくれましたので助かりました
そこでも色々検査をして首の動脈から高濃度の栄養を点滴することで命は保たれました
最後まで意識が戻ることはなくある日病院から急変したと連絡があり付き添って2日目に静かに息を引き取りました
毎日私が病院に行ってもびくともしないのに娘が孫達を連れて来ると目を開けて姿を追っていました
これで2度目の介護は終わりました
介護が始まって3年経ってました
続く