能狂言のバラエティ2

〜第十回三曜会の感想〜


皆様
新年あけましておめでとうございます
愛とやすらぎの語り手 Aischaです

この記事をご訪問くださり
ありがとうございます
本年もよろしくお願い致します


今回のテーマは能狂言のバラエティ
その二回目です
①国立能楽堂の魅力
②観世能の魅力
③笛独奏の魅力
④狂言の魅力
⑤能 老いの表現 〜卒塔婆小町〜
⑥能 貴婦人とは 〜安達原〜
これらの観点から感想をお伝えしていきます

今回の記事な後半になります
以前の記事はこちら



狂言の魅力

狂言 靱猿


大名は野村万作さんが演じていました

御年90歳です

気迫があって泣くシーンや

最後の猿の踊りを真似るところで

心から楽しそうにしている

ので笑うことができました


狂言の笑いはこういう事なんだ

と腑に落ちた感じです



小猿は三藤なつ葉さん

小学一年生だそうです


常に動いていて体をかいているのですが

一箇所だけでなく位置を変えています

また寝っ転がったり前転したりして

場所の移動をしていました


常に動き続けていることで

動物感が増していますが

休みがないこと

全身を覆う装束と面をつけることは

体力が必要だと思うので尊敬します



能 老いの表現


仕舞 卒塔婆小町

ひとつひとつの動作をするにも

手が震えていたりするなど

神経を使っていることがわかりました


小さい動きしかありませんが

老人故に「しっかりと立つ」ことを

意識していることが伝わってきて

動かないからこその

存在感の大きさを感じました



能楽では

歳を重ねてからしか演じられないもの

があると言われています


その代表が卒塔婆小町なのですが

そう言われている理由が

わかった気がします




能 貴婦人とは


能 安達原


まず、前シテの老女の面を見た瞬間に

気品を感じました


「わくかせ」という

糸車を回すシーンがあるのですが

「恥ずかしい」と言いながら

細い糸を女の人生に例えているところは

過ぎてしまった貴婦人としての面影

残っているように思いました



後シテは鬼となって出てくるのですが

山伏の為に

本当に薪を取りに行っていたので

薪を背負っています


途中でそれを脱ぎ捨てるのですが

本当に彼女は調伏しなければいけない

存在なのか、と一瞬思ってしまいます


また、能面は角度によって

表現する感情が変わるのですが

般若の面をつけた鬼女の演技では

本当にどんな思いでいるのか

手に取るようにわかりました





最後までお読みいただき
ありがとうございました


皆様の日々が
愛とやすらぎに
包まれていることに感謝して


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