皆様、こんにちは
愛とやすらぎの語り手 愛紗です
この記事をご訪問くださり
ありがとうございます♪
今回は以前からのシリーズ
ゼウスと人間4として
牡牛座に関連した
エウロパの神話をお伝えします
以前の記事から
長いこと期間が空いてしまいましたが
11月19日は牡牛座満月という事で
良い機会なので記事を完成させようと
思います
今回は
①エウロパの物語
②占星術「牡牛座」の考察
をお届けします
以前の記事はこちらから読めます
エウロパの神話
ゼウスと交わった人間の神話の4番目
牡牛座の神話・エウロパの神話を
お伝えしていきます
今回神話の参考にした本はこちらです
神話の中で
②占星術における牡牛座の考察
に関連する部分は黒太文字にしています
それではお楽しみください
ファニキア王女エウロパは
とても美しい乙女でした
大神ゼウスは、一目見て恋をします
ある春の日
エウロパは侍女たちと
様々な花が咲き乱れる野原へ出かけました
エウロパは花冠を作ったりして
花の中で戯れています
その様子を見ていたゼウスは
1頭の純白の牡牛に姿を変えて
野原に現れました
いつの間にか近くにいた牛に気づいた
エウロパたちは驚きます
その牛はとても美しく
目は優しそうに潤んでいて
おとなしそうでした
エウロパが牛を撫でてみると
気持ち良さそうに撫でられています
それを見た侍女たちが撫でても
嬉しそうにしています
安心した乙女たちは
牛に花の首飾りをつけたり
花冠を頭に乗せたりして遊び始めます
美しく飾られた牛に
興味を惹かれたエウロパは
そっと乗ってみました
侍女たちは危ないと心配しましたが
エウロパは気に留めません
牡牛は野原の中をゆっくりと歩いて行きます
そして、海辺に着いた途端
突然ものすごい勢いで
海の中へ駆け込んで行きました
エウロパは助けを求めますが
既に海の深いところまで入ってしまい
降りることもできません
悲鳴をあげながら
しっかりつかまっているしかありません
エウロパを乗せた牛の周りには
海のニンフたちが集まり
イルカをはじめとする
海の生き物たちも次々に姿を現します
エウロパは
この牛は神の化身に違いないと悟ります
「あなたはどなたですか?」
エウロパが問いかけると
牛が答えます
「私は神々の王ゼウスだ
愛ゆえに
このように牛の姿で迎えに来たのだ」
ゼウスは自身が生まれたクレタ島に
エウロパを連れて来て結婚します
ゼウスはその記念に
自分が変身した牡牛の姿を星座にします
2人の間には
ミノス、ラダマンチュス、サルペドーン
の3人の息子が生まれました
ゼウスが天上へ帰った後
エウロパはクレタ島の王
アステリオスと結婚します
3人の息子も彼の養子として迎えられ
幸せに過ごしました
ミノスは後にクレタ島の王になり
ラダマンチュスは
公正で正直な立法者として有名になります
2人は死後
英雄達だけが行ける楽園エリュシオンに住み
ゼウスの任命で
死者を裁く冥界の裁判官になります
サルペドーンはリュキアの国を興し
300年にわたって生きることを許された
と伝えられています
以上がエウロパの神話となります
占星術「牡牛座」の考察
それではここからは
占星術における牡牛座について
神話を基に考察していきたいと思います
占星術では10の天体が黄道十二宮のうち
どこに位置しているのかで
どの星座のエネルギー
を受けているのかを見ます
特に黄道十二宮の設定元であり
自分自身を表す太陽の場合は
4月20日〜5月20日の頃
つまり春の時期になります
牡牛座は四元素の分類では
地のエレメント星座です
地のエレメントは
自分らしさを追求し
他人に自分から積極的に関わらない
という性質を持ちます
その中でも牡牛座は最初に位置しており
人間としての基盤の築くエネルギーです
具体的なキーワードとしては
安定、価値を創造し形作る、欲望に素直、
豊かさと美の追求、保守的、慎重、実利、
スロースターター、穏やか、物質主義、
本質を見抜く力、持続力、待つ力がある
などがあります
まず欲望に素直
これはゼウスの姿勢そのものですよね
またエウロパの行動力にも現れています
価値を創造し形作る、物質主義、実利は
乙女たちが花冠を作る部分に該当します
豊かさと美の追求
これはエウロパも牛も美しいこと
結婚と出産などが該当するかと思います
慎重・保守的な部分としては
侍女たちが
エウロパに対する牛の反応を見てから
撫でるなどの行為をし始めた点
スロースターター・安定は
牛がはじめは
ゆっくり歩いていたところですかね?
本質を見抜く力は
エウロパが牛の正体を悟る部分に
みることができます
持続力
こちらは牛が歩き続けること
エウロパが牛から降りられないこと
この辺りに感じました
またギリシア神話において
イルカは海の絶え間ない動きを象徴します
具体的に名前が挙がっているのは
そういった意味もあるのかもしれません
待つ力がある
これはゼウスが恋をしてから
機会を伺っていたこと
牛に変身してからも
エウロパが乗って攫う事ができるまで
穏やかな気性であると思わせていたこと
このような部分に当てはまります
占星術における牡牛座についての考察は
以上になります
長文になってしまいましたが
お楽しみいただけましたか?
最後までお読みいただき
ありがとうございました
皆様の日々が
愛とやすらぎに
包まれていることに感謝して
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