錦秋十月大歌舞伎

Aプロ第三部を観劇。
川連法眼館
市川團子の佐藤忠信・狐忠信
観劇前の予感として、
團子丈は多分、すっきりとうまく
まとめてくるだろうと
思っていました。
やはりその通りで、
すんなりとこなしているように
見えました。
(見えないところで
どのような苦労をされたのかは、
図り知れませんが…)
前半の佐藤忠信も、
武士であることがきちんと
伝わってくるたたずまい。
狐忠信は、
子狐らしい愛らしさ。
親狐を思い
ずっと付き添ってきた
けなげさが伝わります。
台詞や、
ケレン味のある動きも
申し分ありませんでした。
(狐言葉は、
かなり控えめでした、)
学ぶべきことを、
ひとつひとつ素直に吸収して
舞台に立っているのでしょう。
その感性の高さと、
恵まれた能力には
今後も期待あるのみです。

宙乗りもまさに、
軽々と飛んでいった印象。
