目黒不動尊

小高い丘の上に位置します。

目黒不動は、
歌舞伎十八番の「助六」
の台詞に登場します。
「金竜山の客殿から、
目黒不動の尊像まで
ご存知の…」
浅草寺と並んで称される
目黒不動尊です。
もうひとつ、
歌舞伎に由来の史跡。
白井権八、小紫の比翼塚。
(ここにあると知らずに
訪れたので、うれしい驚き。)

罪を重ね品川の鈴ヶ森で
処刑された権八と、
後を追い自害した遊女小紫。
この比翼塚は、
二人の来世での幸せを祈り
建てられたといいます。

権八が人を切りまくり
幡随院長兵衛と出会う、
「御存鈴ヶ森」…
処刑される権八を、
廓を抜けた小紫が追う、
「其小唄夢吉原」…
が、上演されます。
目黒不動尊の境内、
周辺には、
まだまだたくさんの
見所がありそうでした。