6月に公開予定の映画
「国宝」の原作です。


今回は読んだのではなく、
AmazonAudibleで聴きました。

利用は初めてなので
どうだろう?と思いましたが、
物語がすっと入ってきました。

朗読は尾上菊之助さん。
なぜ、菊之助さんが…?
と思いましたが、
聞き始めてすぐ了解。

歌舞伎界の表も裏も描く
この物語は、
歌舞伎役者さんでないと
朗読は難しいでしょう。


映画、予告の映像。

若き歌舞伎役者に扮する
吉沢亮さん、横浜流星さん。

本格的な
舞台のシーンもあるようです。
日本舞踊を長くお稽古され
取り組んだとか。


また、原作者の吉田修一氏、
実際に黒衣を着て
舞台裏に入り取材したそう。


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上巻は、主人公の喜久雄の
14歳から30歳までを
描いています。

郷里長崎の任侠の世界でも、
大阪から東京での梨園でも、
浮き沈みの激しい人生。

昭和39年(オリンピック前)
から、50年代半ばまで
駆け抜けます。