今年の大河ドラマ「べらぼう」。
毎週視聴しています。
第11回の今回は、
歌舞伎の舞台から
「富本節」が登場しました。
浄瑠璃の発展
三味線音楽である
浄瑠璃は、物語を語る、
語り物に分類されます。
素浄瑠璃として
単独で上演される他、
人形浄瑠璃や歌舞伎音楽として
発展してきました。
豊後節から富本節へ
江戸時代中期の浄瑠璃の太夫、
宮古路豊後掾は、豊後節を
作りました。
豊後節から派生した、
常磐津節、富本節、清元節、
新内節、宮園節。
富本午之助=二代目豊前掾
今回の「べらぼう」に
登場した富本午之助は、
富本節を創始した
初代富本豊前掾の実子で、
後に二代目を襲名。
その顔の特徴から
「馬づら豊前」と呼ばれ、
美声で名高かったそうです。
歌舞伎役者、市川門之助
富本午之助と共に登場した、
二代目市川門之助。
当代(八代目)の門之助丈も、
ブログで取り上げています。
第11回のダイジェスト。
結ばれることのなかった
蔦重と瀬川。
前回までの9・10回は、
ヒリヒリするような
展開でした。
一世一代の花嫁道中で
吉原を出ていった瀬川。
2人が、こんなに早く
再会するとは
思いませんでした。
(実際には2年ほど
時が経ったようです。)
今回は
芝居小屋のシーンがあり、
興味深かったです。
蔦重さんも
舞台に釘付け。
新しいアイディアも
浮かんだようでした。