猿若祭二月大歌舞伎



昼の部を観劇しました。

 一、鞘當(さやあて)

名古屋山三…中村隼人
不破伴左衛門…坂東巳之助
茶屋女房…中村児太郎

若手花形の「鞘當」。

特に茶屋女房の児太郎丈が立派。
(次の名前(福助)襲名は、
どうなのでしょう。)


 二、醍醐の花見

豊臣秀吉…中村梅玉

利家正室まつ…中村雀右衛門
淀殿…中村福助
福島正則…坂東亀蔵
大野治房…尾上左近
豊臣秀頼…中村秀乃介
曽呂利新左衛門…中村歌昇
加藤清正…坂東彦三郎
前田利家…中村又五郎
北の政所…中村魁春



豊臣秀吉の生涯最後の花見。
桜爛漫の華やかな舞台。

2017年4月の初演を見ています。
(ほんの4~5年前かと
争ったり…
秀吉が滅ぼした甥、秀次の
亡霊が現れたり…
の演出がありました。

今回の脚本では、
その要素はなく、   
秀吉の子、秀頼を囲んで
穏やかなものでした。