お名残の国立劇場 | 夢見がちの…
いよいよ今月末に閉場の
国立劇場へ。

演目は、先月に続き
「妹背山婦女庭訓」第二部、
お三輪のくだりです。
有終の美を飾るにふさわしい、
格調高い舞台。
観劇の前に、腹ごしらえを…。
ラーメンや蕎麦など、
軽食をとれる食堂があります。
劇場で温かいものを
食べられるのは、
うれしいものです。
以前は3階にある
この⬇️スペースでした。
今は
大食堂のスペースでの営業ですが、
レトロなメニューが残っています。
平櫛田中作の、鏡獅子にご挨拶。
今日は1階席でしたが、
3階にも行ってみました。
エレベーターは近年、
設置されたもの。
そう言えば私が初めて
訪れた1988年には、
エスカレーターすらなかったです。
改修しつつ、
57年間大切に使ってきた劇場。
終演後、小雨がぱらつく中、
名残を惜しみつつ
劇場を後に…
国立劇場は、今月25日の
千穐楽をもって閉場。
当初の予定では、
2029年に新開場でした。
しかし、建設に際して
入札希望の業者側が現れず、
計画が難航しているとの話。
最寄りの半蔵門駅。
しばらく来ることもないかも。

