5日間にわたって行われた
「稚魚の会・歌舞伎会合同公演」。
今日はめでたく千穐楽を迎えたようです。
初日の11日に観劇しましたので、
覚え書きです。
〈一、廓三番叟 くるわさんばそう〉
傾城 ⋅⋅⋅坂東彌光
振袖新造⋅⋅⋅市川米十郎
太鼓持 ⋅⋅⋅中村蝶也
二十代前半、フレッシュな3人。
女方の彌光、米十郎さんは
ぷっくりと(失礼!)可愛らしく。
太鼓持の蝶也さんはすっきりと。
「廓三番叟」は、
能の三番叟を洒落のめした
なかなか難しい踊りと言われます。
幕開けの演目として
緊張感を保ちながら、
そつなく踊りこなしていました。
いろいろなことがあった
昨今の歌舞伎界ですが、
彼らのような若手が
歌舞伎を好きでいてくれるのは、
救いです。
大向こう(掛け声)も
以前同様復活し、
役者さん達にとっても
励みとなったことと思います。
なお、後見は尾上音蔵、
尾上松三、尾上音幸。
彼らも後の演目では、
主役を演じます。
他の演目も、追い追い綴っていきます。