素朴なおまんじゅう。

 
「ふだらくまんじゅう」。
白は、つぶあん。
茶は、こしあん。
薄桃色は、きんとん。
 
補陀洛(ふだらく)饅頭本舗。
 
補陀洛とは...?

〈日光の地名の起こり〉

 

日光の地を開いた勝道上人は、
 現在の男体山を、
「補陀洛山」と名付けました。
 
「ふだらく山」
  ↓
転化して、
「二荒山(ふたあらさん)」
  ↓
「二荒」を音読みで、「にこう」
  ↓
「にこう」から「日光」
 
ここから「日光」という地名が
生まれたそうです。

 

このお店でもうひとつ、

購入したもの。

「蓮華石」、
自分であんを詰める最中です。
 
 
「蓮華石」とは、
勝道上人が座したと言われる岩。
 
このお店の近くに残されています。
 
すぐ近くの花石神社も、
「蓮華石」に関連するようです。
住宅に囲まれた小さな神社。
とても落ち着く場所です。
 
 
日光市内の店舗前に、
掲げられていた幟。
「厭」「離」「穢」など、
不穏な文字の並びに
一瞬ドキッとしました。
 
徳川家康の旗印に
掲げられた文字だそうです。
 
 
そういえば日光市内、今回は
外国人観光客が戻っていました。