「用心棒日月抄」
藤沢周平:著
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東北のとある藩から、訳あって
江戸へ単身出奔した青江又八郎。
その日をしのぐため、
口入れ屋の仲介で
用心棒として働きます。
しかしその行く先は、
訳ありな家ばかり…
折しも世の中は、
「犬公方」と呼ばれた徳川綱吉の世。
浅野内匠頭の刃傷事件が
世を賑わせています。
青江又八郎は、
いろいろな事件に巻き込まれつつ、
自分の身にも追っ手が迫ります。
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この小説は、実は
「絶望ライン工」さんからのおすすめ。
「絶望ライン工」さんは
自称、非正規で工場に勤務する40歳男性。
「絶望」と自虐しながらも、
その丁寧な暮らしぶりが目をひきます。
同居する柴犬や、音楽仲間に囲まれ、
本当の豊かさとは何かを
体現されているようです。
工場勤務のかたわら、
YouTubeで動画配信を始めたのは、
2020年11月だそう。
そして先週、
登録者数30万人を越えました。
昨年末、この動画に偶然出会って以来、
とりこになっています。
私自身、ユーチューバーさんに
こんなにハマるとは思ってもいませんでした。