椿の木陰の石像。
十九夜供養塔だと思われます。
頬に手を当て、片膝を立てた仏像。
如意輪観音像。
仏様には基本、
性別はないと言いますが、
女性らしい姿に見えます。
小高い丘の上の小さなお堂。
お堂には聖観音像が
まつられているそうですが、
中を見ることはできないようです。
境内には、
さまざまな石碑や石像が⋅⋅⋅
十九夜供養塔。
如意輪観音が彫られています。
「文政」の文字が見えます。
(文政年間は1800年代前半。)
十九夜の月待ちは、
本県栃木では盛んだったよう。
十九夜に女性たちが集まり、
飲食しながら
おしゃべりに花を咲かせたようです。
木立の奥に、
お地蔵さまがいました。
以前来たときには、
気付きませんでした。
そのときは草むらに
隠れていたのかもしれません。
境内の隅や、高台の斜面にも
倒れたり崩れたりした
石碑、石像がたくさん。
写真は掲載しませんが、
首無しのお地蔵さまも⋅⋅⋅
首無し地蔵は、明治の
廃仏毀釈と関連があるようですが、
詳しいことはよく分かりません。