会津の「みしらず柿」 | 夢見がちの…
つやつやの柿がたくさん。

この柿は、「みしらず(身不知)柿」。
会津若松市で生産される、特別な柿。

ふっくらと丸みのある形です。
「みしらず柿」は渋柿のため、
アルコールなどで
渋抜き加工されているそう。
そのためか、へたの部分は
このように色が変わっています。


「みしらず柿」の名の由来は、
いくつかあるようです。
①枝が折れそうなほどたわわに実るため、
自分の身を知らない、と言う意味。
②貴人に献上したところ、
美味なことに感動し、
「このような柿は未だ見知らず」と言った。
③あまりにおいしいため、
自分の身を知らず食べ過ぎてしまう。
実によって、
種ありと種なしがあるようです。

これまで、会津若松に
何度か訪れましたが、
このような柿があること、
知りませんでした。
12月初旬の注文で、
熟れた柔らかめの柿。
硬い方がいいときは、
早めの時期の注文が良さそうです。

