縄解地蔵尊。

町なかの、小さなお堂。
中には木像の
縄解地蔵尊が納められているそう。

4月下旬の日曜日の例大祭には、
開帳されるそうです。
普段は訪れる人も少なく静か。


日本三体縄解地蔵尊の由来。
(こちらは以前撮影したもの。)

正暦年間(900年代)のこと⋅⋅⋅
京都壬生寺を創建した快賢僧主が、
霊夢を感じ、仏師定朝に
一本の木から三体の地蔵尊を
 彫刻させたそう。


その内の一体は、
京都壬生寺の延命地蔵尊。



二体目は、この地、
旧下野国下都賀郡壬生に、
城主の下向の際に移された
この、縄解地蔵尊。


残る一体は、
三重県名張市(旧伊賀国名張郡壬生村)に⋅⋅⋅
縄目地蔵尊と言うそうです。

縄目地蔵尊について少し調べましたが、
どこにあるのかよく分かりませんでした。

三重県に壬生野という地名があるので、
多分その辺りかと思いますが、
どうなのでしょう。


このお堂に祀られている
縄解地蔵尊の開帳の日には、
多くの人が集まると聞いています。

地元のよく知られたお祭りですが、
訪れたことはまだありません。