新緑に包まれる渓谷。

日光の「憾満ヶ淵(かんまんがふち)」
を訪れました。
たくさんのお地蔵さんが、
出迎えるように並びます。

「憾満ヶ淵」は、
「含満ヶ淵」とも表記されます。

元は「慈雲寺」という寺院がありましたが、
明治年間の洪水で流されてしまったそう。

今は無人の本堂が再建され、
お地蔵さんは昔のままに
残されているようです。

数えるたびに数が違うので、
「化け地蔵」とも。

この場所、
日光の名所のひとつですので
以前から知ってはいましたが、
居並ぶお地蔵さんが
何となく怖かったのです。

今回初めて訪れてみて、
全く怖くない、
出迎えてもらったような
癒される場所でした。


春の草花も。
左上:一輪ですが、二輪草。
右上:ハルリンドウかフデリンドウ。
下:オオタチツボスミレ。


これはフデリンドウ。
(葉の様子から間違いないようです。)


川の流れと山に挟まれた場所のため、
湿気が多いようです。

あたりの岩場は美しく
苔むしていました。


ここに来る途中。
東照宮西参道のバス停で降りて
歩きましたが、
途中の小路も風情がありました。