中村吉右衛門丈の演じた役。
私が観たものを、
2013年12月からさかのぼります。

「いろは仮名四十七訓」(弥作の鎌腹) 弥作

  この演目は、数十年ぶりに上演されたもの。

  吉右衛門丈は、祖父初代吉右衛門が演じた

 古い演目の掘り起こしにも熱心でした。

「忠臣蔵形容画合」 大星由良之助

   国立劇場の12月公演は、

 吉右衛門一座のことが多かったです。



「仮名手本忠臣蔵」四段目 大星由良之助

  すべてを包み込むような存在感の由良之助。

  菊五郎丈の塩冶判官とともに、至高の舞台。

   


「番町皿屋敷」 青山播磨

  吉右衛門丈の朗々とした台詞は、

 古典ではない新歌舞伎にも、

 合っていました。

 


「弁天娘女男白浪」 日本駄右衛門

 


「梶原平三誉石切」 梶原平三

  スケールの大きさと、芸を楽しむ余裕。

 


「俊寛」 俊寛僧都

  幕切れ近く、遠ざかる船に

 「おーい」と呼び掛ける声が

 今も耳に残ります。

 


「楼門五三桐」 石川五右衛門


「女暫」舞台番

  暫(巴御前)は玉三郎丈。

  にこやかに嬉しそうに演じていました。


さらにさかのぼり、

旧歌舞伎座でもいろいろな役を拝見しました。

そちらも後日、まとめてみたいです。