10年目の3.113.11がまたやって来ました。あの震災では、自分の中の概念が覆りました。「絶対大丈夫」は、ないということ。私はあの揺れを体験しましたが、被害を受けたわけではなく、ごく、表層的な感覚。被災者の方の体験を、ニュースで見聞きするたび、その壮絶さに心がすくみます。震災遺族にとって、「10年目」として区切りをつけられるものではないということ、心に刻みたいです。