会津若松、飯森山麓に建つ、このお堂。
さざえ堂。
本来の名は、円通三匝堂。

さざえ堂の名前の由来は、
この形でしょう。
斜めによじれた、珍しい形のお堂。
雪の中にたたずむ姿を
見ることができました。

正面の彫刻。
生き生きとした龍が彫られています。

このさざえ堂は、
国の重要文化財に指定されているそうです。

料金を支払い、中に入ってみます。
何と、靴のまま上がっていいそうです。
螺旋状の床を登って行きます。
何とも不思議な感じ。


先に入場していたグループの声が、
頭上から聞こえます。

どうやら、天井が下りの床、
ということのようです。

もとは内部に
三十三観音が納められていたそうですが、
今はその姿はなく、
孝行を行った人物伝が書かれた額が
掲げられていました。

明治の廃仏毀釈の影響と思われます。

お堂の最上部。
おびただしい数の、千社札。

ここからは下りです。

白虎隊の墓がある飯森山は
過去に何度か訪れましたが、
このさざえ堂の存在は知らず、
今回初めて訪れることができました。