九月大歌舞伎第四部、
映像×舞踊特別公演。


坂東玉三郎丈の一人舞台です。

「口上」
紫のびらり帽子をつけた、
あでやかな女方姿での口上。

映像×舞踊公演の最初は、
熊本県八千代座とのこと。
歌舞伎座では、今回が初めて。

振付の藤間勘十郎さんや、
大道具、小道具、衣装、かつらなど、
多くの人と話し合いの上
計画したとのこと。

玉三郎丈が最初に「鷺娘」を
踊ったのは何と、11歳のときだそう。


口上の後は、映像を用いながら
歌舞伎座の せりやすっぽん、
花道や鳥屋(とや)などの舞台機構を紹介。

舞台下(奈落)の様子などは、
初めて見るものでした。


舞台上の映像を、映像で視聴するという
不思議な感覚。
すっぽんから現れる滝夜叉姫や、
花道から登場する阿古屋は映像ではなく
本当に演じているようです。


そして、本編の「鷺娘」、
これから視聴します。

映像は13年前の「歌舞伎座さよなら公演」
のときのものだそう。

映像と実演のコラボレーション、
どのように見せてくださるのか
楽しみです。


鷺娘