ミニトマト「オレンジ千果(ちか)」。
道の駅で見つけました。
鮮やかなオレンジ色なのですが、
カメラを通すと赤みがまさって
見えてしまいます。

降りだした雨が小降りに⋅⋅⋅
道の駅からほど近い、
三毳(みかも)神社へ。

社殿に掛けられていた、しめ縄。
この形のものは、初めて見ました。

三毳山と言えば⋅⋅⋅
万葉集に載せられている一首。
「しもつけぬ みかものやまの こならのす
まぐわしころは たがけかもたん」

*こならのす⋅⋅⋅こならなす、のさらに古い言葉。
      小楢のような、の意。
*まぐわし⋅⋅⋅目ぐわし、目にも美しいの意。
*たがけかもたん⋅⋅⋅誰の笥(食器)を持つのだろうか、
        転じて、誰の妻となるのだろうか。

〈下野の国、三毳山に生えている
小楢の木のように美しい娘は、
誰の妻となるのだろうか。〉


おおらかであたたかく、
優しいこの歌は大好きです。


しめ縄が飾られていた社殿は、
鳥居の左奥。
緑深い境内の背後には、
三毳山が控えています。

どうやらこの場所よりもさらに奥、
鳥居の向こうの階段を登り切った
山の中腹に、本殿があるようです。

紅葉の美しい季節にでも改めて、
訪れてみたいです。
駐車場より望む、三毳山。
晴れていればよかったのですが⋅⋅⋅