東京大空襲から、
今日で75年だそうです。

はるか昔のことと思っていましたが、
その当時の手記や体験者の話を
改めて見聞きすると、
生々しく身に迫ってくるものがあります。

9年前の震災を経験したことや、
閉塞感のあるこのところの世相も
影響しているのかもしれません。


東京の街を歩いても、
気にして見ていないと、
かつての戦争の影を感じさせるものは
あまりありません。

先日テレビを観ていて、
浅草寺境内に
戦災で焼けた銀杏の木が
残されていることを知りました。

これがその木のようです。
焼け焦げたような幹が写っています。
そうとは知らずに、撮影していました。




こちらは対岸の牛嶋神社。
この社殿は、空襲を免れたようです。

浅草と、牛嶋神社のある向島をつなぐ言問橋。
隅田川にかかるこの橋も、
筆舌に尽くしがたい被害が
出てしまった場所です。


(2017年秋の台風で倒壊した三輪鳥居、
上の写真には写っていません。
昨年再建されたようです。)