初めて観たスーパー歌舞伎、
「新版オグリ」、観劇の備忘録です。
定式幕を一切使わない舞台。
休憩中は緞帳が降ります。
鏡の舞台が印象的ですが、
これは猿之助さんも過去に出演した
「NINAGAWA十二夜」と同じ趣向。
今回はプロジェクションマッピングを用い、
驚くような演出。
音源は録音がほとんどのようです。
繰り返し流れる「歓喜の舞」の曲は、
耳に心地よく残ります。
小栗判官と遊行上人の左右同時宙乗り。
白馬にまたがりますが、
メリーゴーランドの馬のようでかわいらしく、
客席から笑い声が漏れていたような⋅⋅⋅
私の席は上手側、猿之助遊行上人が
目の前を飛び去って行きました。
客席の隅々まで
丁寧に目配りをしている印象。
(私も目が合ったと感じましたもの。)
幕間には、
スーパーブレスレットの販促アナウンス。
スーパーブレスレットは、
最後の幕で点灯させますが、
実際に使用している人は、
この日は3、4割かなという感じでした。
「歓喜の舞」は、
客席のほぼみんなが踊っていました。
そして、
スーパー歌舞伎ではお決まりの
カーテンコール。
この日は隼人オグリの千穐楽、
隼人さんが
深々と頭を下げる姿が印象的でした。
ほっとされたことでしょう。