秀山祭「沼津」「伊賀越道中双六・沼津」。吉右衛門丈の十兵衛。若々しく柔らかく。お米を見初めて妻にと願う、一途なところも、可愛いげがあります。そして一転、悲劇へ⋅⋅⋅親兄弟への情と、忠義との板挟み。親子の名乗りもあげられず、死に行く父を見送る切なさ。吉右衛門丈、昨日の舞台ではお元気そうに見えたのですが、今日、明日と休演の知らせが⋅⋅⋅――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――かなり心配ですが、無理なきようお体を休めてほしいです。