台風が過ぎ、横倒しになったケイトウ。
しかし、根をしっかり張っており、
秋が深まるまで、まだまだ
花を楽しませてくれそうです。


ところで先日、このケイトウの中に、
極太の茎を1本見つけました。
思わずぎょっとしました。
(隣の普通の茎と、太さを比べてください。)

このように茎が太くなるのは、
「帯化(たいか)」または「石化(せっか)」
という現象だそう。

そもそもこのようなトサカケイトウでは、
その花自体が帯化から生じたものだそうです。
この写真でも、ひも状の花と、
幅広くつながった花が見えます。

花の帯化がさらに進んだケイトウは、
こちら。
久留米ケイトウ。

数年前に苗をもらってきて植えたもの。
その後3年ほど こぼれ種で咲きましたが、
今年は見かけません。
以前撮った写真です。

ケイトウでは他にも、
ヒモゲイトウ、羽毛ゲイトウ、
ヤリゲイトウなど
公園の花壇で見かけます。


こちらは野生のケイトウの仲間、
アオゲイトウ。
外来種の植物だそう。