こちらを睨んでいる⋅⋅⋅?

物言いたげな瞳。

いずれも散策の途中で見つけました。

目あるいは鼻や口に見えるものは、
枝が折れた跡。
傷口を樹皮が覆っていき、
このような模様になったと思われます。

幼い頃、自宅近くの神社の裏手に、
こういう木が数本立っている雑木林がありました。

そこを通るたび、
こわーい⋅⋅⋅早くいこう⋅⋅⋅と、
足早に立ち去りました。

顔のある木⋅⋅⋅
当時TVに出てくるキャラクターで、
木の幹に顔がついていて、
しゃべる木がありましたが、
そちらも何となく苦手でした。

(その木のキャラクターを
検索してみたところ、
NHK「おかあさんといっしょ」の
「にこにこぷん」に出てくる
「かしの木おじさん」がヒットしました。
でも、私は「にこにこぷん」よりも
前の世代です。)


私がよく行く公園では、
この木のおじさんが待ち構えており、
訪れる人に「よく来たねえ」と
呼び掛けます。
小さいお子さんの反応を見ていると、
固まってしまうか、
泣き叫んで大人にしがみ付くか
がほとんどです。

話すはずのない木が話をする、
というのは、インパクトが強いですね。
すべてのものに魂が宿るという、
アニミズムに思いをはせます。


別の林で見つけたこちら。
不思議な穴が開いています。

おそらく、
枯れた木の幹が折れて穴が開き、
穴の周りを樹皮が覆っていったのだと思われます。
こちらも幼い頃、
こういう木のある場所で
よく遊んだ覚えがあります。

ままごと遊びのコンロと言って、
穴に葉っぱを詰め込んでいました。

幼稚園の園庭だったか、
友達の家の庭だったか⋅⋅⋅