線路沿いのキミガヨラン | 夢見がちの…
キミガヨランの花。

無人駅のホーム横に咲いていました。

この植物は学校の校庭や、
古くからある公園などで見かけます。
明治時代に日本に渡来したそう。
植物にも流行があるようで、
新しい公園などでは
ほとんど植えられていないようです。
発車した列車と、キミガヨラン。

親戚の家の最寄り駅です。
この駅はいつ頃から無人駅になったのでしょう。
物心つく頃には、
切符は駅前の食品店で売られていました。
(鉄道会社の委託を受けていたようです。)
以前は駅員が勤務しており、
もっと前には駅長さん一家が
駅のそばの社宅に住んでいたそう。
数年で転勤になり、
お別れだったそうです。
このキミガヨランは、
その頃に植えられたのかもしれません。
今は駅前の店舗もたたんでしまい、
駅舎も取り壊され、
高架橋とホームだけの殺風景な駅。
それでも学生中心の利用者にとって
欠かせない駅です。
駅前の地図も往時のまま。
これらの店舗は
ほとんど店じまいをしてしまい、
今も営業しているのは、
理容店とタクシーくらいです。

