公園に足を踏み入れると、
甘いような渋いような花の香りが
漂っていました。

梅雨に入るこの時期、
あちこちで栗の花が咲き、
独特の匂いがします。

栗に似た花をつけている木を見つけました。
シイ、あるいはカシといったドングリのなる木のようです。
こちらも⋅⋅⋅。
この公園には、
こういった常緑のドングリの木が
たくさん植えられていました。

栗とシイやカシは同じブナ科の植物なので、
花の見た目や香りが似ているのでしょう。


足元のこちらは、多肉植物。
タイトゴメかマンネングサのどちらかだと思います。

朝早い時間だったので、
モンシロチョウはまだ、休んでいました。

たくさん生えていたコバンソウ。
子どもの頃に見た図鑑では、
道端の雑草として紹介されていました。

その後花壇に栽培されているのは何度か見ましたが、
このように雑草として生い茂っているのは、
初めて見たような気がします。

熟した実をもらってきたので、
プランターに蒔いてみようかと思っています。


この小さな町中の公園は、
隣接するプールの様子から見ると、
昭和40~50年代前半にできたと思われます。

どことなく、昔懐かしい雰囲気の公園でした。
              (6月2日)