今日、3月のスタートは雨と嵐。
雨雲が去ったあとは
晴れて気温が上がりましたが、風が強い1日でした。

今月の歌舞伎座。
昼の部の「国性爺合戦」は、愛之助の和藤内。
母 渚は秀太郎丈。
この親子での共演は珍しいように思います。

「男女道成寺」は、先代雀右衛門の七周忌追善演目。
華やかな舞踊は、先代の追善にふさわしいと感じます。

夜の部は、仁左衛門、玉三郎の共演。

「滝の白糸」はもともと新派の演目ですが、
今回は壱太郎が演じます。
玉三郎丈の指導を受けてということのようです。


国立劇場。
菊之助の「髪結新三」、初役です。

これまで父菊五郎丈の新三で、
勝奴や白子屋お熊を演じてきたとはいえ、
品のよい芸風の菊之助に新三はどうなのか⋅⋅⋅
と不安もありました。

このチラシの写真を見る限りでは、
かなり悪そうな新三に仕上がっています。
楽しみです。

「増補忠臣蔵」は上方に伝わる、
初代中村鴈治郎が得意とした演目だそうです。
現⋅鴈治郎は白塗りにすると、
父藤十郎丈の若い頃にそっくりです。


⋅⋅⋅今月、来月と用事が立て込んでおり、
劇場に足を運べるかどうか。