来年１、２月の歌舞伎座の演目が発表になりました。
高麗屋三代のおめでたい襲名披露。
各演目、配役などいろいろと興味深いのですが、
驚いたのは市川猿之助の名前があることです。
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猿之助さんの舞台での事故は昨日のこと。
「ワンピース」のカーテンコール、
早替わり後に登場する予定が、
トラブルがあって出られなかった模様。
左腕の骨折で緊急搬送されたと知ったのが、夕方。
その後手術が行われたようで、
今朝になって、全治６か月と報道で知りました。
花道のすっぽんでの事故だったそうで、
どんな状況だったのか、ぞっとします。
花形の歌舞伎役者さんはとにかく多忙で、
あまりお休みもとれない状況のようです。
猿之助さんは今回、
このような形で降板となりましたが、
しっかりと休んで治療に専念してほしいです。
また、今回の「ワンピース」の素晴らしいところは、
若手が代役をできること。
今日からは尾上右近さんを主役に、
上演が続いています。
激しい立回りや宙乗り、早替わりなど、
一歩間違えば怪我や事故につながりかねない演目。
こうしていつでも誰かが代われる状況にしていたのは、
座頭、演出としての猿之助さんの危機管理力。
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このタイミングでの、１、２月の演目、配役発表です。
猿之助さんの、出演への強い意思を感じます。
１月は、珍しい「箱根霊現誓仇討」。
「寺子屋」の涎くり、「角力場」の与五郎。
２月は「一條大蔵譚」のお京。