歌舞伎座。

何と言っても昼の部の「マハーバーラタ戦記」。
古代インドを舞台に、
どんな歌舞伎になっているのか、興味があります。
菊之助、菊五郎を中心とした劇団に、
今回は鴈治郎、七之助、児太郎が加わった珍しい座組み。
夜の部の「漢人韓文手管始」
(かんじんかんもんてくだのはじまり)。
昼の部のインドに対してこちらは中国。
とは言え舞台は長崎です。
通称「唐人話」、「唐人殺し」と言いますが、
実は殺されるのは、唐の衣装を着た日本人。
非常に珍しい演目で、二十数年ぶりの上演。
西の成駒家に伝わる家の芸だそう。
主人公の十木伝七は
今回は中村鴈治郎が演じますが、
父である三代目鴈治郎(現⋅藤十郎)や
祖父二代目鴈治郎も演じた役。
現在改築中だそう。
来年春には新装開場だそうです。