團菊祭五月大歌舞伎、昼の部を観劇。

最初の演目は、「梶原平三誉石切」。
初代 坂東楽善、
九代目 坂東彦三郎、
三代目 坂東亀蔵 襲名披露狂言です。

歌舞伎を脇から支えてきた親子3人、
揃って襲名のおめでたい舞台です。

特に、亀三郎 改め彦三郎、
亀寿 改め亀蔵のお二人は、
まだ十代の頃から
舞台に出ていたのを見ており、感慨深いです。


襲名の祝い幕。
赤い鶴の丸が印象的。
(見た瞬間、航空会社を連想しました。)
坂東彦三郎家の家紋、「鶴の丸」です。


新・彦三郎の梶原平三、
まず、生締というかつらや、
絢爛とした衣装が似合うのは
大きく評価できることだと思います。

先輩たちが演じる梶原のような
大きさはまだまだでしょうが、
等身大の実直な梶原。

六郎太夫、梢親子を
助けたいという気持ちが伝わり、
胸が熱くなりました。